イギリス英語の発音教材を使ってイギリス英語を勉強する方法
今回は、イギリス英語の学習方法の中でも、みなさんが最も気にかもしれない発音やアクセントに関する知識と学習方法を紹介していきたいと思います。
まず、漠然にイギリス英語を勉強すると考えた際に、アメリカ英語(他の英語)とイギリス英語の明確な違いについて理解する必要があると思います。
アメリカ英語とイギリス英語の、その最たる違いとしては、イギリス英語の発音やアクセント、語彙やフレーズなどです。一口にイギリス英語といっても、地方やエリアによって使われている発音・アクセントは様々です。
また、イギリスは連合国なので、イングランドを中心にイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドから成り立っている国という事もあり、それぞれの文化的な違いからくる、言葉の言い回しの違い、アクセントに違いがあるという知識も頭の隅にいれておく必要があるでしょう。
イギリス英語とアメリカ英語の発音を理解する
イギリス英語についてある程度、勉強しはじめた人なら、知っている方もいるかもしれませんが、イギリス英語の最も丁寧な物にクイーンズ・イングリッシュというコンセプトがあります。
これは元々、イギリス国内の上流階級が主に使う発音でした。これらは歴史的にイギリスのテレビ放送局のBBCで使われている標準の英語でした。イギリス英語の標準語RP(Received Pronunciation)は、最近では減りつつあるものの、イギリス英語の標準語である事は今後も変わらないでしょう。
そして、イギリス英語と他の英語を比べた場合最も大きな違いとしてあげられるポイントとして“R”の発音があります。
イギリス英語を発音する為にには、アメリカ英語のような巻き舌のようなRの発音をしてはいけません^^。
日本人にとっては、イギリス英語が発音しやすい理由としては、この点があげられると思います。アメリカ人のRの発音はすべて発音されますが、イギリス人のRの発音は殆ど発音されません。
イギリス英語の発音の例外:コックニースラング
また、これとは反対に、コックニーと呼ばれる人達が話す英語、コックニー・スラングというイギリス英語もあります。
このコックニーという人達は、東ロンドンの労働階級者を指しています。
彼らコックニーと呼ばれている人達は、「セント・メアリー・レ・ボー」という教会の辺りに生まれた人達です。
コックニー達が話すイギリス英語のアクセントは、とても特徴的な話し方です。
彼らが話すこのライミング・スラングは、東ロンドンの労働者の話し方から生まれました。
このように、一口にイギリス英語といっても、これ以外にも、様々なユニークポイントがあります。
イギリス英語の発音を勉強出来る教材と方法
イギリス英語の発音を学ぶ為には、以下の方法を使って勉強する事がおすすめです。
- イギリス人が作った英語学習教材でイギリス人話す英語の発音に慣れる事
- イギリスのドラマや映画を観ながら、イギリス人のアクセントや発音に慣れる事
- イギリス英語専門教材を使った学習
また、以前にも紹介してきましたが、イギリス英語とアメリカ英語の間には、単語の違い、イディオムの違いなど数多くの違いがありますので、今までの英語学習で耳にした事がないような言葉も沢山出てくるでしょう。
この場合は、それぞれの単語をイギリス英語の辞書で調べていきながら、自分専用のイギリス英語の単語リストを作ると良いでしょう。
当サイトでも、イギリス英語の単語リストやフレーズについての教材を販売する予定です。販売は来月の中旬予定になりますが、この教材では音声やフレーズも含まれている教材なので、イギリス英語のアクセントや発音を学ぶ方には、とても重宝する教材だと思います。勿論音声のスピーカーは私です^^