イースターシーズンのイギリス滞在日記:パート2 (続き)
イギリス滞在日記の続きをアップするのが遅くなりましたね。実はもう日本に帰国してしまったのですが(笑)。
いい訳になりますが(笑)、先週イギリスに滞在している間は短期間という事もあり、何かとバタバタと忙しくなってサイトの記事を書く時間がありませんでした。ごめんなさい^^
以前にちょっと書いた事があると思いますが、私の実家はロンドンから大体電車で40分くらいかかるわりと田舎にあります^^。家の周りに小麦の畑や羊の牧場なども沢山あります。
私の親が住んでいる村には、馬のライディング・スクールがいくつもありますので、家の前の道路には馬がよく通ります。東京と違って、実家に帰ると本当にゆっくり出来ます。
私はイギリスにいる間、大体毎日外出して散歩に行きました。その際に色々な面白い物を見て写真を撮りました。下記の写真は何だか分かりますか?これは「犬の糞のゴミ箱」(dog poo bin)です(笑)。
イギリスでは、犬の糞を取って捨てないと、£100も罰金を科される可能性がありますので、必ず犬の糞を片付ける必要があります。
この糞用のゴミ箱は郵便ボックスと同じく赤いので、間違って手紙を入れないようにしましょう(笑)。
そんな事をする人いるの!?という声が聞こえてきそうですが、実は何と下記の新聞記事によると、91歳のおじいさんは目が悪いため2年間も犬の糞のゴミ箱に手紙を入れていたそうです(笑)
参考:Man posts letters in dog poo box for two years
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話を戻しますが、私の親が住んでいる村はとても古いエリアです。家からちょっと散歩すると、「thatched cottage」を見る事が出来ます。
読者の皆さんは「Thatched cottage」をご存知でしょうか?これは「草ぶき屋根の家」という意味なんですが、イギリスでは、草ぶき屋根の家はまだ多いです。そしてまだ人が住んでいる普通の家です。
「Thatched」という言葉は「草ぶき屋根の」という意味になります。このような屋根を作る職人は「thatcher」と言います。「Thatcher」はイギリス人の名字にもなります。
イギリスの元総理大臣のMargaret Thatcher(マーガレット・サッチャー)は最も有名な例かもしれません。もしかして、マーガレット・サッチャーの先祖は草ぶき屋根の職人だったのかもしれません。
私は散歩中にローカルのコンビニに行きました。そしてこのコンビニでとても変わっている炭酸の飲み物を買いました。味は「dandelion and burdock」(タンポポとごぼう!)です^^
実は、この飲み物はイギリスの伝統的な飲み物です。昔、お酒の種類であったそうです。タンポポとごぼうの根で作られた発酵飲料でした。私が買った飲み物は人工的な味がしましたが、イギリスに行けば、是非飲んでみてください。日本にある味で例えるとドクターペッパーっぽい味がしますね(笑)。
ところで、イギリスの道路標識はキロメートルではなく、マイル(mile)と表示されています。しかし他のヨーロッパの国はキロメートルで表示されています。1マイルは1.6キロメートルになります。
「mile」という単語はイギリス英語のイディオムと表現でとてもよく使われています。
例えば:
be miles away = ボーとしている
Sorry – I was miles away. Did you say something?
(ごめんなさい。私はボーとしてた。何か言った?)
mile a minute = とても早い
He talks a mile a minute.
(彼はおしゃべりだね。)
最後は、私の地元の町の写真を紹介します。これは私の町の一つだけの良い景色だと思っているのですが・・・如何でしょうか^^
こうやって改めて写真でみると結構、長閑な感じにみえますよね^^