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「イギリス人はどうして皿洗う時に洗剤を流さないの?」カルチャーに関する質問に答えてみます!

イギリス人皿洗う時に洗剤を流さない?
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イギリスカルチャーに関する質問:イギリス人皿洗う際に洗剤を流さないと聞きましたが・・それは本当ですか?



今回の記事は当サイトの読者の方から頂いたちょっと変わった質問に答えてみたいと思います^^。頂いた質問は久しぶりになりますが、イギリスのカルチャーに関する質問です。

イギリスに住んでいる方や留学している方などは、日本の習慣との違いやイギリス人の習慣や考え方、価値感の違いなど様々な違いについて疑問に思う事があると思います。


確かに私が初めて日本に来た当時も様々な文化の違いについて疑問に思ったものです^^ 今回頂いた質問もそのような視点からみた時に思いついたものなのかもしれませんね^^


質問はこちら:



読者の方の質問:


私はイギリスの大学で留学しています。時々イギリス人の友達の家に行く時があるのですが、その時に少し気になる話を聞きました。

それは皿洗いに関しての事なんですが、イギリス人は皿洗いをする時、洗った後に洗剤を流さないというようなことを聞きました。

これは本当のことなのでですか?どうして流さないですか?とてもびっくりしています。教えてください!よろしくお願いします。



イギリス人皿洗う時に洗剤を流さない?イギリス人皿洗う時に洗剤を流さない?

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先ずは、当サイトをいつも読んでくれてありがとうございます。「皿洗いの事」以外に関してはイギリスの留学生活は楽しいですか?是非頑張ってくださいね!(笑)

では、早速質問に答えてみたいと思います。



イギリス人に関する様々な噂とアメリカとイギリスを比較した際の違いなど



私はこの質問を読んだ時に笑い出してしまいました。何故なら、私がイギリスの実家に戻った際に丁度これと同じ問題が起こったからです(笑)。


実は私はその時、父親の皿の洗い方に文句をつけてしまったからです。「お父さん!皿洗いをする時には洗剤は絶対に流さないとだめだよ~!」という文句を言いました(笑)。

私と母親は必ず洗剤を流しますが、やっぱり皿洗いの際に洗剤を流さないイギリス人はいると思います。今考えると、私の友達や親戚の中にも洗剤を流さない人が結構います。


では、それは何故なのでしょうか? 私もその詳しい理由はよく分からないのでネットで色々な意見を探してみました。

具体的には、「イギリス人はどうして皿洗い際に洗剤を流さない?」というテーマで検索してみました。

そうすると・・・やっぱり、面白い記事いっぱい出てきましたよ。他の国の外国人もこの疑問が気になるようです(笑)。そしてイギリス人と結婚している外国人は特にこの文句を言っているようです!

参考:


私はかなり多くの情報をリサーチしましたが、結局まとめると、「皿を洗った後に洗剤を流さずにそのまま干す」という「テクニック」は(笑)。もう既にイギリス人の「常識」になってしまったようです。

ですから、そういった行為をする元の理由は誰も分からないようです。上記の二番目の記事によると、イギリス人の皿洗いテクニックはこのような方法です:


1.汚れた皿を拭いて残っている食べ物を取ります。
2.その後にお湯で流します。
3.グラスやコップなどの最も綺麗な物から洗いはじめる。洗剤の入っているお湯に漬けて洗います。
4.シンクの隣に置いて干します。



同じ記事によると、アメリカ人の皿洗いのテクニックはこちら:

1.洗剤に漬けてあるスポンジを使って汚れたお皿を洗います。
2.その後、お湯で洗剤を流します。
3.布でお皿を拭いて元の場所に戻します。

※勿論、どの国でも個人的のやり方が異なります!※



イギリス人の皿洗いテクニックのルーツについて読み進めていると、下記の理由も出てきました:

参考:http://www.theguardian.com/notesandqueries/query/0,,-185700,00.html

「お湯を流しっぱなしすると水がもったいない」
「洗剤を無駄にしたくない」
「文句を言う人は細かすぎるのよ!ちょっと洗剤が残っていたって死ぬ訳ではないよ!」(笑)
「イギリスのキッチンのシンクは狭いからしょうがない」



これ以外にも、もう一つの理由があると思います。それはイギリスの最も有名な洗剤ブランドのテレビCMの影響が関係していると思います。

イギリスの最も有名な皿洗い用洗剤は「Fairy Liquid」です。昔のCMを見ると、イギリス人の皿洗いテクニックのルーツを見る事が出来ます・・・。まぁこういった事が少し関係しているんだと思います。





このブランドのスローガンは「mild green Fairy Liquid」でした。「Mild」という単語は「穏やかな」、「柔らかい」、「軽い」という意味になります。

つまり、そのスローガンで「この洗剤は手や環境に優しい」というイメージを打ち出していました。私の意見では、このブランドの影響で「洗剤は流さなくていい」という考え方が流行ってしまったのではないかと思っています。


少し広い話になりますが、イギリス人は国民性的に日本人ほど細かい事を気にしないので、「イギリス人は不潔」とまでは言いたくないですが、間違いなく、「日本人の方が衛生的にきれい好きな国民」だと思いますよ(笑)。

例えば、殆どのイギリス人の家は土足ですし、ペットは自由にリビングルームのカーペットで寝ますし。私が子供の時は、一週間に数回しかお風呂入らなかった人もいたような気がします。それは当時の常識でした。
(今は必ず毎日1,2回はシャワーを浴びる人が多いと思います^^!!!)


今でもイギリスのNHS(社会保健)のウェブサイトを読むとこんな事が書いてあります。

「赤ちゃんは毎日お風呂に入れなくても大丈夫です。赤ちゃんの肌はデリケートなので、皮膚を洗いすぎると乾燥してしまいますよ」というアドバイスが紹介されています。

逆に、日本の常識では必ず毎日赤ちゃんをお風呂に入る事が必要だと考えられていますね。

結局、私の言いたい事としては、国によって「常識」はかなり異なります。


ですから、記事のはじめでも紹介したように多くの日本人の留学生や観光客はイギリスに行った際に色々な「常識の違い・文化違い」に気がつくと思います。

私のアドバイスでは、イギリス人の家で食事を食べる際に食べ終わったら「皿を洗いましょうか?」を積極的に申し出ててみましょう^^

そうすれば・・「日本式の正しい皿の洗い方」を教える事が出来ると思います(笑)。





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