イギリス人が発音を間違える単語・発音できない単語紹介
私は今朝、通勤電車の中であるオンライン新聞を読んでいました。その際にこの面白い記事を発見しました。その記事では、「80%のイギリス人はこれらの日常的な単語が発音出来ない」という内容の記事です(笑)。
この記事によると多くのイギリス人は、ベーシックな単語を言う時に発音の間違いをするそうです(笑)。
この記事は、イギリス人が最も間違えやすい単語のリストを紹介しています。このリストに掲載されている単語は、町や場所の名前、外来語(イタリア語などがルーツの単語)、食べ物や飲み物の名前などの単語です。
実はこの「研究」はロンドンの「St Pancras」という駅の駅長に頼まれて行った研究のようです。この研究によると約33%のイギリス人は「St Pancras」という単語を発音する際に、「セント・パンクラス」ではなくて、「セント・パンクリアス」という変な発音をするそうです(笑)。
Ely(町の名前)
これは町の名前です。正しい発音は「イーリー」ですが、この研究によると、約59%のイギリス人は「イーライ」と発音するそうです。
Keighley(町の名前)
これも町の名前です。正しい発音は「キースリ」ですが、40%のイギリス人は「キーリー」か「ケイリー」という間違っている発音を言います。
Sherbet(駄菓子)
「Sherbet」という単語は、イギリスでは甘いフルーツ味の粉という意味になります。簡単にいうと駄菓子のようなスウィーツです。正しい発音は「シャーベット」ですが、約40%のイギリス人は「シャーバート」と呼ぶそうです。
「sherbet」という単語はアメリカ英語では違う意味があります。アメリカ英語で「sherbet」は、”冷たく凍らせた果汁アイス”のデザートという意味になります。(多分、日本のシャーベットと同じですね^^)
しかしイギリス英語では、このデザートは「sorbet」(ソーベー)と呼ばれています。イギリスの駄菓子に興味がある方はこの本は面白くてお勧めです。
Et cetera(~等)
「Et cetera」はラテン語のフレーズですが意味としては、「~など」という意味になります。正しい発音は「エツェトラ」ですが、「エクセトラ」と言う人がかなり多いです。この研究によると、約34%のイギリス人はこの発音を間違えるようです。
St Pancras(駅名)
これはロンドンの最も大きい駅の名前です。この駅を使ってユーロースターでパリに行く事が出来ます。つまりかなり有名な駅です。
しかし多くのイギリス人がこの名前の発音を間違えるようです(笑)。正しい発音は、「セント・パンクラス」ですが、実際に発音すると「セント・パンクリアス」と呼ぶ人が多いです。
Espresso(コーヒーの種類)
これはコーヒーの種類なので、イギリスでもかなり多く使われている単語だと思いますが、やはり間違える人が多いです!正しい言い方は「エスプレッソ」ですが、「エクスプレッソ」と言う人が多いです。
Bruschetta(イタリアの料理名)
「Bruschetta」(トースト、トマト、オリーブオイルのおかず)はイタリアの料理ですが、イギリスでも人気のある料理です。正しい発音は「ブルスケッタ」ですが、「ブルシェッタ」と発音するイギリス人が多いです。この単語は外来語ですから、間違えってもいいんじゃない?と思いますが(笑)。
Often(大抵)
「Often」(たいてい、よく~する)という単語は、「オフン」という発音になりますが、「オフテン」と発音するイギリス人がいます。これが間違いかどうか分かりません・・。多分、地方のアクセントの違いもあると思います。
Prescription(処方薬)
「Prescription」という単語は、「処方薬」という意味になります。正しい発音は「プリスクリプション」ですが、この研究によると約21%のイギリス人は「パースクリプション」か「プロースクリプション」という間違った発音をしてしまうようです。
Greenwich(町の名前)
これは、ロンドンの南東部にある町の名前です。本初子午線が通っている町として有名な場所なので、日本人も聞いた事あるでしょう。
しかし名前のスペルと名前の発音にかなりのギャップがありますので、「グリニッチ」ではなく、間違えて「グリーンウィッチ」と呼ぶイギリス人が多いです(笑)。
以上、イギリス人が発音を間違える単語・発音できない単語を紹介してみました^^
もしまた面白い内容の記事があったらイギリス英語の視点から紹介していきたいと思います!