イギリス英語らしい表現 popってどんな意味で使う?
今回はイギリス人の日常会話でよく使われる「pop」という単語の意味と様々な使い方を例文を交えて紹介したいと思います。
この「Pop」という単語には多くの意味がありますし、日常英会話には必ずといっていい程よく出てきます。それでは以下に、最もよく使われる8つの「pop」使い方と例文を紹介していたいと思います。
音楽でよく使う「pop」使い方:「Pop music」の意味
この「Pop music(ポップ音楽)」という言い方は日本語でもよく使われていると思います。「Pop music」の「pop」は「popular」(人気)の省略です!
主にメインストリームの音楽(多くの人々が好む音楽)といっていいと思います。
実際の例文:
I enjoy listening to pop music.
(私はポップ音楽を聴く事が好きです。)
擬音語の「pop」の意味と使い方
「Pop」という単語は英語の「擬音語」としても使う事が出来ます。例えば、風船が破裂する際に「pop!( ポンと・パチンと)」という音がします。そういった音を言葉で表わす際に使えますね^^
実際の例文:
The balloon went pop!
(風船はポンと破裂しました!)
炭酸飲料・ソーダという意味の「Fizzy pop」
この使い方は特にイギリス英語で使われます。イギリス人は炭酸飲料の話をする際に「soda」という単語を使いません。
その代わりに「fizzy drink」や「fizzy pop」という単語を使って炭酸飲料という言い方をします。
実際の例文:
イギリス英語: Fizzy pop is bad for your teeth.
(炭酸飲料は歯に悪いです。)
「頭に浮かんでくる」という意味の「Pop into one’s head/mind」の使い方
このフレーズはとても役に立つと思います。日常英会話、小説、映画、テレビドラマなどに出てくるフレーズです。
実際の例文:
An interesting idea just popped into my head.
(面白いアイデアが私の頭に浮かんできました。)
「入れる」と言う意味の「Pop ~ into ~」の使い方
この表現は主に女性に使われる表現だと思います。主に子供と話す際に使うようなフレーズです。例えば「子供に薬を飲ませる」といったような際に役に立つようなフレーズだと思います。
実際の例文:
Just pop this pill into your mouth.
(この錠剤を口に入れてね。) ※子供と話す際
I’ll just quickly pop this needle into your arm. There, all done!
(私は腕に注入しますよ。よっし!もう終りましたよ!) ※看護士が子供に注射をするような際に使うフレーズです。
「~に入ってくる・~に行ってくる」という意味の「Pop (in)to ~」
この表現は主に女性に使われていると思います。買い物に行く際に使うフレーズです。
実際の例文:
I’ll just pop into the post office. Wait there.
(郵便局に行ってくるよ。あそこで待ってて。)
I’m just popping to the loo.
(私はちょっとトイレに行ってくるよ。) ※イギリス英語では「loo」は「トイレ」になります。
「出かけてくる」と言う意味の「Pop out」
このフレーズはイギリス人によく使われています。「出かけてくる」という意味になります。
実際の例文:
Mum just popped out. She’ll be back at 5 o’clock.
(お母さんは今出かけたよ。5時に帰ってくるって。)
「誰かを投げる・投げ飛ばす」という意味の「to take a pop at 誰々」
この表現はイギリス英語のスラングです。「to take a pop at 誰々」で「誰々を投げる」という意味になります。結構使えるスラングですね^^
実際の例文:
The drunk took a pop at the policeman.
(酔っ払いは警察官を投げた。)