英語でパンは何と言う? イギリス英語のパンの呼び方
今回の記事はイギリス英語の単語紹介と合わせて、イギリスの食文化に関しても紹介していきたいと思います。イギリス人の主食はパンだと言われています。
やはりイギリス人の多くは、朝ご飯にはトーストを食べて、ランチでサンドイッチを食べる人が圧倒的に多いと思います。
しかし夕食は、パンよりもジャガイモやパスタを中心にした食事が多く、時々お米も食べられています。(特にカレーを作る場合など)
イギリスには、約200種類以上のパンの種類があります。そして毎日約12,000,000個のパンが売られます。パンはイギリス人にとって、なくてはならない重要な食べ物です。日本人のお米と同じ感覚だと思います^^。
「パン」は英語で「bread」という単語になりますが、イギリスのパンの種類は多いので、その種類によっては違う単語が使われます。さらに地方によってはボキャブラリーの違いも出てきます。
そしてパン関係のイディオムと表現も多くありますので、今回は「パン」に関連するのイギリス英語の単語とイディオムを紹介したいと思います。イギリスに行った場合、これらの単語をよく耳にすると思いますので、是非覚えておいてください^^
イギリス英語のパン関係のボキャブラリー
普通の食パン(日本でも売れているパン)は、イギリス英語では「bread」と呼ばれています。切ってあるパンは「sliced bread」になり、切られていないパンは「unsliced bread」になります。そして「一個の食パン」は「loaf」(複数形: loaves)になります。
イギリスの食パンは「white」、「brown」や「wholemeal」という種類があります。「White bread」は日本の白い食パンと同じタイプのものです。「Brown bread」や「wholemeal bread」は、種や実などが入っているパンです。白い食パンよりヘルシーなイメージがあります。
バーガー用のパンは「bun」や「burger bun」と言います。そして「bap」という単語も使われています。イギリスのカフェやパン屋に行けば、「bacon baps」や「sausage baps」のような商品名・表現が使われていると思います。(※下品なスラングですが「bap」は「おっぱい」という意味にもなります!^^)
そしてバーガー用ではない小さいパンは「bread roll」と言います。これはサンド用のパンとして使われています。
「Sandwich」という単語も勿論使われていますが、イギリスの北部の人はよく「butty」というスラングを使います。例えば「bacon butty」(ベーコンサンドイッチ)や「ham butty」(ハムサンド)、「Chip butty」(フライドポテトがパンにはさまれているもの)はローカルなソウルフードです(笑)。
「Sarnie」というスラングもあります。これは「sandwich」(サンドイッチ)の省略です。
イギリス英語のパン関係のスラングとイディオム
イギリス英語の中にはパン関係のスラングが多くあります。
スラング: brown bread
意味: dead (死んだ)
例文:
That hedgehog is brown bread.
(そのハリネズミは死んだ。)
スラング: use your loaf
意味: use your head (頭を使うこと・考えること)
例文:
This is not a difficult question. Use your loaf.
(これは難しい質問ではないよ。よく考えなさい。)
スラング: bread
意味: money (お金)
例文:
I need to earn some bread.
(私はお金を稼ぐ必要がある。)
イディオム: the best thing since sliced bread
意味: 前代未聞のすばらしいアイデア
例文:
The internet is the best thing since sliced bread.
(インターネットはここ最近で最も良い発明品です。)
他のイディオムもありますが、思い出したら随時紹介していきたいと思います。
さらに詳しくイギリス英語のイディオムについて知りたい方は以下の教材の中で詳しく紹介していますので、よければ読んでみて下さい^^