イギリス人の日常会話でよく使うJobを含む英語表現
私は他のサイト(姉妹サイト)で他の英語圏の国のネイティブと一緒に「Masterlanguage(マスターランゲージ)」という英語学習者向けのウェブサイトの為に記事を書いています。
このサイトの中で、Scottというカナダ人のライターは「Job」と「Work」という英語初心者が間違えやすい英単語の使い方について記事を紹介しています。
参考リンク:「WorkとJobの違いと使い方を紹介:英語初心者が間違えやすい英語表現解説」
私はこの記事を読んで、「イギリス英語ではJobという単語が入っている表現は多いな~」としみじみ思いました^^。そんな事もあって、今回のBritisheigoの記事では「Job」という単語が入っている「イギリス英語の表現」を紹介していきたいと思います。
イギリス人と話していたり、イギリスの映画やテレビドラマを観たらこれから紹介する表現が出てくると思いますので是非覚えてみて下さい^^
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イギリス英語でよく使う「Job」という単語が入っている表現: 1.「It’s more than my job’s worth」
このフレーズは、店の店員や公務員の人がよく使うフレーズです。日本語で言うと「そんなことをしたら首になってしまう」という意味になります。
どちらかというと、「マニュアル通りに働く職員」が言うようなフレーズです(笑)。このフレーズは省略されて「jobsworth」というスラングになりました。
私は以前に別の記事で「jobsworth」という意味を説明しましたが、「マニュアル通りに働く職員」という意味になります。
例文:
The man who works at the city office is such a jobsworth.
(市役所で働いている男性は本当にマニュアル通りに働く人だよね。)
イギリス英語でよく使う「Job」という単語が入っている表現: 2.「It’s a good job・・・」
このフレーズは「~してよかったね」という意味になります。イギリス英語の日常会話でよく使われている表現です。私も「It’s a good job~」という表現をよく使います^^
例文:
It’s started raining. It’s a good job I brought my umbrella!
(雨が降り出したね。私が傘を持ってきてよかったね。)
The football match has been cancelled. It’s a good job we didn’t buy tickets, isn’t it.
(サッカーの試合はキャンセルされました。私たちはチケットを買わなくてよかったね。)
イギリス英語でよく使う「Job」という単語が入っている表現: 3.「Give ~ up as a bad job」
この表現は少し古いですが、まだまだイギリス人は使っています。「~はどうしようもないので諦める」という意味になります。ニュアンス的に何かを始めるが続ける事は無駄になるので途中で諦めるという意味になります。
例文:
I started to make a cake but I realised I didn’t have all the ingredients so I gave it up as a bad job.
(私はケーキを作り始めたけど、途中で必要な材料が足りないと気づいて諦めました。)
イギリス英語でよく使う「Job」という単語が入っている表現: 4.「Just the job」
この表現はイギリス英語だけではなく、オーストラリア英語でも使われています。「丁度良い」とか「ぴったり」という意味になります。英和辞書で調べると、「おあつらえ向きのもの」という説明が出てきます。
例文:
A You’ve had a hard day. Would you like a beer?
(お疲れ様です!ビール飲む?)
B Thanks. (Drinks the beer) Ahh, that’s just the job!
(ありがとう。※ビールを飲む※ ああ、ちょうどいいわ!)
イギリス英語でよく使う「Job」という単語が入っている表現: 5.「Jobbie」
くだらないスラングですが、スコットランド英語では「jobbie」は「ウンチ」という意味になります(笑)。
皆さん、イギリス英語のイディオムや表現に興味を持っているなら、私が書いた「ブリティッシュ・イディオム・マスター」という教材を是非ご覧下さい^^