イギリス英語で田舎は何というの?
前回の記事でもお伝えしたように、私は現在イギリスの実家で夏休みを過ごしています。こちらの天気は殆ど毎日暖かく晴れていますので、とても気持ちよく過ごしています。(と言っていきなり雨が降るのがイギリスの天気ですが。笑)
私の両親は現在、ある田舎の町に住んでいます。この辺りは自然に囲まれていて凄く静かです。普段私が生活している賑やかな東京と比べて、田舎の生活はとても静かでリラックスできます。
実は私の親が住んでいるこのエリアは「町」ではなく「村」(英語: village)というようになっています。郵便局はありますが、コンビニの中に入っています。
そしてコンビニは2つしかありませんし、夜の10時には閉まってしまいます。一軒だけフィッシュアンドチップショップもあります。そしてパブは3件あります(笑)。
田舎の生活は良いのですが、実際に生活していく上ではかなり不便な点も多いです。家の最も近くの駅まで大体3キロくらい離れていますし、電車も少ないです。1時間に一回しか電車が来ません。
そして、バスは1時間に3回しか来ません。結局は車がないと生活は出来きませんね。そして・・私には現在車がありません(笑)。
とにかく、今回の記事では、「田舎」という単語の英語の言い方を紹介したいと思います。正式な言い方は勿論紹介しますがスラングの言い方も教えたいと思います。
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英語で「田舎」という意味になる単語: the countryside
この単語は名詞で最も正式な言い方だと思います。そして「the country」に省略する事もできます。
「the」という単語は抜いて使う事は出来ません。何故なら「the」を抜いてしまうと「国」という意味になる場合があるからです。
例文:
I live in the countryside.
(私は田舎に住んでいます。)
I live in a small village in the country.
(私は田舎の小さい村に住んでいます。)
英語で「田舎」という意味になる単語: rural
この単語は形容詞なので「田舎の」という意味になります。主に「rural area」や「rural town」などのコロケーションとして使われます。
例文:
I live in a rural area.
(私は田舎の町に住んでいます。)
I like living in a quiet rural town.
(私は田舎の町に住むのが好きです。)
This town is too rural.
(この町は田舎すぎます。」
英語で「田舎」という意味になる単語: the sticks
この表現はスラングで「超田舎」というニュアンスが含まれています。イギリス英語ではよく使われるスラングです。
例文:
My parents live out in the sticks.
(私の親は超田舎に住んでいます。)
I don’t want to live in the sticks.
(私は田舎に住みたくない。)
英語で「田舎」という意味になる単語: the boondocks
この表現は主に”アメリカ英語”で使われています。元々は「フィリピンの言語」から来た単語だそうです。「the boonies」という省略も使われています。
例文:
My brother moved out to the boondocks.
(私の弟は田舎に引っ越しました。)
We got lost and ended up in the boonies.
(私たちは道が分からなくなって田舎に行ってみました。)
もう一つの表現は「the back of beyond」です。この表現は私のアイルランドの親戚がよく使っていました。
この表現は「遠い田舎」という意味になり、現在は主に「イギリス英語、オーストラリア英語」で使われています。
例文:
You live in the back of beyond!
(君は遠い田舎に住んでいるよ!)
We stayed at a bed and breakfast in the back of beyond.
(私たちは田舎で民宿に泊まりました。)
※「bed and breakfast」は宿泊と朝ごはん付きのイギリス風民宿です。
以上、今回は田舎暮らしの中から(笑)「田舎に関する英語表現」を紹介してみました^^
次回までにはもっと色々な場所に出掛けてくると思いますので、面白い記事がかけると思います~^^!