doddle、diddle、clangerの意味と使い方

イギリス英語特有の3つ単語
目次

イギリス英語のスラングで「簡単」,「だます」,「大きな失言」という意味の表現

今回の記事もイギリス英語でよく使われる英単語として「doddle、diddle、clangerの意味と使い方」を紹介したいと思います。

これらの単語はイギリスのテレビドラマ、映画、小説等によく出てくるのでイギリス英語をマスターしたい方は是非覚えておきましょう。

doddleの意味と使い方

このdoddleという単語は「簡単」や「やり易い」という意味になります。読者の皆さんは「A piece of cake」というイディオムを聞いた事はありますか?

この単語はこのイディオムと同じ意味で使い方も同じです。オックスフォード辞書では、この「doddle」は1930年代に初めて使われるようになったと紹介しています。

doddleの使い方 例文:

Don’t worry, this printer is a doddle to use.
(心配しないで。このプリンターはとても使いやすいよ。)

This crossword was a doddle. I finished it in under 5 minutes.
(このクロスワードはとても簡単でした。5分以内できました。)

diddleの意味と使い方

このdiddleという動詞は少し古い感じがする単語ですが、現在でもまだイギリス英語で使われています。「騙す」という意味になります。

特に「詐欺っぽい」ような行動の話をする際に使う単語です。それでは、実際のイギリス人の使い方を例文で確認してみましょう。

diddleの使い方 例文:

That shopkeeper diddled me out of my change!
(あの店員はだましてお釣を巻き上げたぞ!)

We were diddled! We should have won the match but the ref gave a penalty to the opposition in the last minute!
(俺らはだまされたよ!試合に勝ったはずだったけど、最後の1分で審判は相手にPKを与えやがった!)

clangerの意味と使い方

このclangerという単語はイギリス英語のスラングで「大きな失言」という意味になります。主に「to drop a clanger」というフレーズで使われます。

この言葉の由来は、おそらくその音そのものを表現する擬音語に由来しています。「clang」という音は、金属が鈍く反響する音を表現し、その音が語源となって言葉として定着したものと考えられています。

「to make a blunder」というフレーズも、この「clanger」と同じ意味で使い方も同じです。

clangerの使い方 例文:

I dropped a clanger this morning. I gave up my seat on the train to a pregnant lady but it turned out that she wasn’t pregnant at all…
(私は今朝とんでもない失言をしてしまったのよ。私は電車の中にいた妊婦さんに席を譲ってあげようとしたんだけど、実はその女性は妊娠していなかったの!)

I dropped a clanger yesterday. I asked Mike how his wife was but it turned out they got divorced last year.
(私は昨日恥ずかしいミスをしたのよ。私はマイクに「奥さんはお元気ですか」と聞いたけど、実は去年離婚したみたい。)

以上、今回はイギリス人の日常会話やイギリスのテレビドラマ、映画等でもよく耳にするの意味との使い方を紹介してみました。

特にイギリス映画が好きな人は必ず耳にする単語だと思いますので、今度映画やドラマを見る機会があったら確認してみて下さいね。

イギリス英語特有の3つ単語

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアよろしくお願いします。
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

イギリス英語のバイブル教材

イギリス英語のバイブル ブリティッシュイングリッシュマスター 

 

ブリティッシュイングリッシュマスターは本サイトの運営者である私が完全監修・制作したイギリス英語を習得する為の専門教材です。音声のレコーディングから、本文の例文は私が作っているので、ネイティブのイギリス人としての英語のニュアンスはとても自然な英語です。

ネイティブのイギリス人が日常的に使う自然なフレーズ、アメリカ英語との違いを比較しながら、イギリス英語の文法、発音、スペルについてもアメリカ英語と比較しながら詳しく紹介しています。

本書ではイギリスのカルチャーも紹介していますので、イギリス英語以外にも、イギリスのカルチャーに興味がある方にも是非読んでもらいたい内容です。
RPアクセントの音声も付属しているので、通勤中の電車中や空いた時間を使ってこの音声教材でいつでもイギリス英語の発音が勉強出来ます。

 

目次