体の部位に関するイギリス英語のスラング
今回の記事では、毎度アップする度に人気になる「イギリス英語のスラング」を紹介したいと思います。
当サイトでは、スラングの記事を紹介すると、その殆どが人気になる事が多いという事もあり、私は他の真面目なテーマが思いつかないな~という時には「ちょっと面白いスラングを紹介しよう」というようにしています(笑)。
今回のテーマは「体の部位を表すイギリス英語のスラング」になります。当サイトは会員サイトでもなく、誰でも読めるインターネットのサイトなので、とても下品なスラングは紹介出来ません。
このサイトのスラング関係の記事の集大成として、いつか「イギリス英語のスラング辞書」を作ろうと考えていますので、その時には全てのスラングを紹介しようと思っています(笑)。
とりあえず今は、紹介しても大丈夫そうな安全なスラングしか紹介しません。それでは始めましょう。
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pinsの意味と使い方について
スラングとしての意味:足(特に女性の足)
この単語はイギリス人の会話には滅多に出てきませんが、タブロイド新聞の見出しや、キャッチコピー等にはよく使われています。
例えば、イギリスの新聞「The Sun」や「The Mirror」、「Daily Mail」などは女性のセレブの見た目について書く際に「pins」という言葉をよく使います。
次の例文は実際の新聞の見出しから取りました。「pins」という単語を調べると「shapely pins」(形の良い足)というコロケーションがよく出てきます(笑)。
pins(足)の使い方の例文
Amanda Holden reveals shapely pins as she ignores wet weather and hits Big Feastival rides
(アマンダ・ホルデンは悪い天気を無視して、Big Feastivalの乗り物を楽しみながら形の良い足を出します)
※アマンダ・ホルデンはイギリスのテレビに出る女優・タレントです。
Hilary Duff shows off her shapely pins in form-fitting leather trousers and a sequin top as she shoots TV show Younger
(ヒラリー・ダッフはYoungerというテレビドラマを撮影しながら、ぴちぴちのレザーズボンときらきらトップを着て形のよい足を見せます)
くだらないタブロイド記事を紹介してごめんなさい(笑)
hooterの意味と使い方について
スラングとしての意味:鼻(特に大きい鼻)
このスラングを単数形として使うと「鼻」(特に大きい鼻!)という意味になります。複数形として使うと「おっぱい」という意味になってしまいますので、使う際には気をつけましょう(笑)。
hooterの使い方の例文
My next door neighbour must have terrible hay fever. He is always sneezing and blowing his hooter.
(私の隣人は酷い花粉症であろう。彼はいつもくしゃみをしたり鼻をかんだりしている。)
She has definitely had plastic surgery. She used to have a massive hooter but now it’s small and cute.
(彼女は絶対に整形したよ。彼女は前に大きな鼻だったけど、今の鼻は小さくて可愛いよね。)
barnetの意味と使い方について
スラングとしての意味:髪の毛、髪型
このスラングは元々コックニー・ライミング・スラングでしたが、現在では、コックニー以外の人たちも使います。「barnet」は「髪の毛」、「髪型」という意味になります。私の経験上、主に男性によって使われていると思います。「dodgy barnet」(怪しい髪形)というコロケーションはよく使われています。
barnetの使い方の例文
Wayne Rooney’s barnet is so dodgy!
(ウェイン・ルーニーの髪型は超おかしいよ!)
Look at that bloke’s dodgy barnet!
(あいつの怪しい髪形を見て!)
mugの意味と使い方について
スラングとしての意味:顔
「mug」という単語は色々な意味と使い方があります。「マッグカップ」という意味がありますし、「だまされやすい人」という意味がありますし、「引ったくりをする」という意味もあります。
しかし、今回紹介する意味は「顔」という意味になります。これはアメリカ英語でも使われていると思います。アメリカ人は「mug shot」という単語を使います。
これは「犯人の顔の写真」という意味になります。
mugの使い方の例文
I never want to see your ugly mug ever again!
(私はあなたの顔をもう二度と見たくもない!)
※激しい口げんかをする際に使うようなフレーズ(笑)
That’s a horrible photo! It looks like a mug shot!
(それは酷い写真だよ!犯人の顔写真みたいだよ!)
以上今回は「体のパーツを表すイギリス英語のスラング」を紹介しました。結構面白いテーマなので、次回もさらに面白いスラングをまとめて紹介していきますね^^