スポーツに関する英単語のイギリス英語とアメリカ英語の違いを徹底解説
皆さんこんにちは。今回の記事は英語の重複単語として「スポーツに関する英単語のイギリス英語とアメリカ英語の違い」として「sportとsportsの違い」や、その他のスポーツ競技の言い方の違いついてお話していきたいと思います。
※この記事を書いた2014年2月と現在2021年は色々と状況が変わってしまい無観客のオリンピックとなり残念でした。
2020年のオリンピックは東京で開催される事になりましたね。皆さんはオリンピックに対してどのような思いを寄せているでしょうか。楽しみにしていますでしょうか。
私もその時にまだ日本に住んでいたら是非、オリンピックを生で観に行きたいと思っています! この間のオリンピックはロンドンで開かれましたが、私はロンドンにいませんでした。
そして東京にもいませんでした! 何処にいたかというと、私はロンドンオリンピックが開催されている期間、何とアメリカのカリフォルニア州にいました。
ですから、私はカリフォルニアのホテルの中でテレビでオリンピックの中継を観ながらイギリスと日本の選手を応援していました(笑)。
しかし、アメリカのテレビニュースとオリンピックの番組は、勿論自国のアメリカの選手を中心に撮影していましたので、イギリスと日本の選手のニュースはあまり放送されませんでした。残念ですね!
しかし面白い事に、私はアメリカのテレビニュースを観ていた時に「イギリス英語のスポーツ用語と、アメリカ英語のスポーツ用語の違い」に気が付きました。
これから、実際にアメリカのスポーツ番組で使われていたスポーツ英単語をイギリス英語と比較しながら紹介していきたいと思います。
イギリス英語でスポーツは「sportかsports」のどっち? アメリカ英語でスポーツは何?
イギリス英語では「sport」という単語は「分野の名前」として扱われています。そして「単数形」の単語になります。しかしアメリカ英語で「sports」という単語は「複数形」になります。
英米のスポーツの言い方の違い 例文:
イギリス英語:I like sport.
アメリカ英語:I like sports.
(私はスポーツが好きです。)
※この文章は「スポーツという分野」という意味で使います。
イギリス英語で陸上は何と言う? アメリカ英語では何?
アメリカのテレビ番組でスポーツニュースを観ていた際に、この違いに気が付きました。アメリカ英語では「track and fieldは「陸上」という意味になります。
つまり、「走る競技、幅飛び」といった競技です。一方イギリス英語では「track and field」という表現はあまり使われません。その代わりイギリス英語では「athletics」という単語を使います。それでは実際のネイティブの使い方を例文でみていきましょう。
陸上と言う際の英米の言い方の違い 例文:
イギリス英語:I’m good at athletics.
アメリカ英語:I’m good at track and field.
(私は陸上が上手です。)
アメリカ英語でも「athletics」という単語が使われていますが、使い方と意味はイギリス英語とは異なります。アメリカ英語で「athletics」という単語は「スポーツ」という意味になります。つまり、陸上という意味だけではなく「全てのスポーツ」という意味で使います。
英米のスポーツという意味の英単語の使い方の違い 例文:
イギリス英語:He enjoyed sport when he was at school.
アメリカ英語:He enjoyed athletics when he was at school.
(彼は学校の時にスポーツを楽しみました。)
イギリス英語で「スポーツ選手」は何と言う? アメリカ英語で「スポーツ選手」は?
2番目に紹介したポイントと繋がりますが、英語で「スポーツ選手」という場合もイギリス英語とアメリカ英語では言い方が異なります。イギリス英語で「スポーツ選手」という場合には「sportsman」か「sportswoman」(スポーツ選手)となります。
そして、チームスポーツの場合は「player」という単語が使われます。しかし、アメリカ英語でスポーツ選手という場合「athlete」という単語の方が一般的にです。それでは実際のネイティブの使い方を例文で確認してみましょう。
英語で「スポーツ選手」という際の英米の言い方の違い 例文:
イギリス英語:John Smith is a fine sportsman.
アメリカ英語:John Smith is a fine athlete.
(ジョン・スミスは素晴らしいスポーツ選手です。)
※スポーツの種類を限定せずに使える単語になります。
イギリス英語でも「athlete」という単語が使われますが、イギリス英語で「athlete」という場合は「陸上選手」という意味で使われる事が一般的です。
イギリス英語で「athlete」を使う際の例文:
John Smith is a fine athlete.
(ジョン・スミスは素晴らしい陸上の選手です。)
そして、イギリス英語では、「athlete」や「athletic」という単語は「褒める単語」としても使われています。例えば、イギリスのテニス選手であるアンディ・マレーという有名なテニス選手は(tennis player)という言い方です。
もし彼の肉体的なパワーや身体スピードを褒める場合には「athlete」という単語使っても大丈夫です。この場合は正しい使い方になります。
イギリス英語で褒める際のathleteの使い方 例文:
イギリス英語: Andy Murray is a fine athlete.
(アンディ・マレーは力強い選手です。)
以上、今回はスポーツに関する英単語のイギリス英語とアメリカ英語の違いについて紹介してみました。やはりスポーツに関する単語もボキャブラリーの違いは多いです。是非、この機会に覚えてみて下さいね。