英語で病状の説明、痛みなど伝える際の表現・病院で使える英語
前回の記事では、「hurt」、「pain」、「ache」、「sore」等の病院に行った際に使える英単語、表現を紹介しました。そこで今回の記事では「お腹」、「お腹に関する様々な痛み」についても紹介していきたいと思います。
前回の記事:「病院に行った際に使う英語・医者と英語で話す際に使う表現:「hurt」、「pain」、「ache」、「sore」の使い方と意味」
実はこの記事も、当サイトの読者の方から頂いた質問が元になっています^^。
質問:
「お腹が痛い」ってよく日本語で言うと思うんですけど、stomach acheだとなんか違う気がするんです。「胃が痛い」のではなくて、下痢しそうとか、生理痛で、とか、そういう時の「お腹」ってなんて言ったらいいんでしょうか?下腹というか、腸がある方っていうか、それも含めてstomachなんでしょうか?」
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お腹は英語で何という?
先ずは「お腹」は英語で何というのでしょうか? 日本語の「お腹」という単語は、英語の「stomach」に相当します。つまり日常会話において結構広い意味があります。「Stomach」という単語は「胃から腸まで」のエリアが含まれています。
「stomach」という単語は正しい医学用語では「胃」や「胃袋」という意味になりますが、私のような一般の人が「stomach」という単語を使う際には「お腹」という意味として使っています。
この為、英語の「stomach ache」という表現は「お腹が痛い」という意味になります。しかし、お腹に関するそれぞれのパーツをもっと詳しく話したい場合、下記の単語は役に立つと思います。リンクを押すとイギリス英語の発音を聞く事が出来ます。
- stomach(胃、胃袋)
- oesophagus (米語:esophagus) 食道
- intestines (腸)「医学用語」
- bowels (腸)「一般用語」
- kidneys(腎臓)
- liver(肝臓)
- womb(子宮)「一般用語」
- uterus(子宮)「医学用語」
お腹の問題で病院に行ってそこで医者と話す際に「I have a stomach ache」(お腹が痛い)と言っても大丈夫です。医者はその後「Where does it hurt?」(どこが痛いですか)と聞いてくると思いますので、その後に診察を進めていく事が出来ると思います。
お腹が痛いは英語で何という?
日常会話では「stomach ache」は多くの問題を指す表現です。例えば「下痢しそう」や「生理痛」は全て「stomach ache」というカテゴリーに入っています。また「Stomach ache」は婉曲的な表現として使う事が出来ます。
例えば、下痢や生理痛で仕事を休ませて欲しいといった際には、デリカシーの問題から「stomach ache」と呼んでもいいでしょう。これについてはあまり細かく説明する必要がないと思いますが・・(笑)。
お腹の問題を家族や友達、医者などと話す際にさらに詳しく説明したい場合があると思います。その際に以下の単語は役に立つと思います。
- diarrhoea(米語:diarrhea)(下痢)「医学用語・一般用語」
- the runs(下痢)「スラング・一般用語・子供と話す際に使うような表現」
- period(生理)
- period pains(生理痛)
- cramps(生理痛・腸が痛い感じ)
それでは、例文を通して使い方を紹介していきます。
例文:
I had diarrhoea yesterday.
私は昨日下痢をした。
My son has the runs.
私の息子は下痢をしている。
I’m on my period.
私は生理中です。
I’ve got period pains.
私は生理痛がある。
I had bad cramps yesterday.
私は昨日酷い生理痛があった。
「下痢しそう」な場合は、これらのフレーズを使います。
例文:
I’ve got bad stomach ache. I think it’s diarrhoea.
私は酷い腹痛がある。下痢だと思う。
I’ve got stomach cramps. It feels like diarrhoea.
私はお腹が痛い。下痢しそうです。
※ところで病院の話とは関係ありませんが、「verbal diarrhoea」というイディオム的なフレーズがあります。これは「おしゃべり病」という意味になります(笑)。
She’s got verbal diarrhoea.
彼女はおしゃべり病だね。