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イギリス英語でよく使う「cheeky」の意味とは? 使い方とニュアンスも紹介

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イギリス人がよく使う cheekyの意味と使い方を徹底解説



Mairi
Mairi
皆さんこんにちは。今回の記事はイギリス英語の中で最も良く使われる「cheeky」という単語の使い方、ニュアンス紹介してみたいと思います。


イギリス人の友達がいる方、イギリスに住んでいる方、必ずと言って良いほどこの単語を一度は耳にした事があると思います。そのくらい「cheeky」という単語はイギリス人の日常会話でよく使います。

この「cheeky」という単語は簡単に説明すると「生意気」、「厚かましい」という意味になりますが、使い方によっては、少しポジティブなニュアンスが含まれている場合もあります。

ちなみにアメリカ英語には、「cheeky」に近い単語として「spunky(勇気のある、元気な)」というニュアンスの近い単語があります。

それでは、cheekyの色々な意味、使い方を例文を交えて紹介していきたいと思います。






「生意気・厚かましい」という意味のCheekyの使い方とニュアンス


「cheeky」という単語で最もよく使われる意味としては「生意気」という意味にになりますが、主に「生意気な口(を利く)」というニュアンスを与えます。

殆どの場合、生意気な子供について話す際に使う単語です。そして、子供を叱る際に「cheeky」というイギリス人の大人は多いです。


イギリス英語でよく使う「cheeky」の意味とは? 使い方とニュアンスも紹介

「生意気・厚かましい」という意味のCheekyの使い方 例文:



Miki is really cheeky to her teachers.
(ミキは先生に対して厚かましい行動をします。)
※ミキは生意気な事を言うという意味です。


She took my last chocolate! How cheeky!
(彼女は(私の)最後の残っているチョコを取りやがった!なんて厚かましい子なんだろう!)
※その子が厚かましい行動をしたという事を説明する際に使う。


Don’t be cheeky!
(生意気な事を言うんじゃない!)


If you carry on being cheeky, we’ll have to cancel your trip to the zoo tomorrow.
(生意気な行動をやめないと、明日動物園に行けなくなるよ。)





名詞としての「cheek」の使い方


「cheeky」は形容詞ですが「名詞」としても使えます。「cheek」は「生意気な事・行動・口」という意味になります。この単語は子供の行動だけではなく、生意気な事をする大人に対しても使えます。

例えば、誰かが自分を騙そうとしている時等に使える表現になります。それでは、実際の使い方を例文で確認してみましょう。


ネイティブの「cheek」(名詞)の使い方 例文:



What cheek!
(なんて生意気な行動!)


What a flaming cheek! He tried to scam me!
(なんて生意気なんだ!彼は私を騙そうとしていたよ!)
※上記の表現より少し強いニュアンス。


Look how expensive this repair bill is! Damned cheek!
(この修理代金はとても高いよ!見て!なんて生意気なんだ!)
※上記の表現より少し強いニュアンス。


That was a salesman on the phone.  They ring here every day. Bloody cheek.
(その電話は営業の奴だった。毎日ここに電話しているよ。すごく調子に乗っている奴だよね。)
※上記の表現より少し強いニュアンス。


※「Flaming」、「damned」、「bloody」は表現を強調する為に使う単語です。使い方としては「全く ○○」のようなニュアンスの意味になります。




「cheek」を動詞として使う場合


また「Cheek」は「動詞」としても使えます。動詞として使うと「生意気な事を言う」や「口で反抗する」といった意味になります。主に子供に対して使う動詞です。


ネイティブが「cheek」を動詞で使う際の例文:



Don’t you cheek me!
(お前、私に生意気な事を言うなよ!)
※親が自分の子供に対して叱る際に使いそうなフレーズ(私も子供の時に言われた気がします ^^)


Don’t cheek your teachers!
(先生に生意気な事を言うんじゃない!)


He cheeked his teacher and got sent to the headteacher’s office.
(彼は先生に反抗したから校長室に行かされました。)
※イギリスの小学校などで悪い事をする時に校長先生の部屋に行かされる場合があります(笑)。





「勇気のある・元気な」という意味のCheeky


この使い方は主に小さい子供(主に男の子)に対して使う単語です。この「cheeky」は「生意気」ではなく、「可愛くて元気」というポジティブなニュアンスを与えます。

例えば、元気な子供は「cheeky monkey」と呼ばれます。これは「元気でお喋りで楽しい子」というイメージを与える表現です。



「勇気のある・元気な」という意味のCheekyの使い方 例文:



He’s such a cheeky monkey!
(彼は勇気のある子だね!)
※Cheeky monkeyはイディオムのようなフレーズです。可愛いという意味のニュアンスが含まれています。


He’s a cheeky chap.
(彼は元気で面白い人だね。)
※これは冗談のようなフレーズです。真面目に使っているフレーズではありません。「Cheeky chap」と呼ばれる人は必ず男性で「コメディーっぽい要素の性格の人」といったニュアンスです。


You’re a cheeky boy, aren’t you!
(あなたは元気で明るい子だね!)
※赤ちゃんと話す際に使う表現





「速い」という意味のCheekyの使い方


この使い方は特にイギリス英語らしい使い方です。Cheeky = 「Quick」(速い)という意味になります。

この「速い」という意味になる「cheeky」の使い方はイギリス英語の特有の使い方です。一応、他の英語圏の国でも使われる事もあるそうです。


ネイティブが「速い」という意味で使うCheekyの例文:



Just popping out for a cheeky fag.
(私はタバコを吸って帰る。)
※ 「pop out」は「ちょっと行ってくる」という意味になります。「cheeky」は「速い」という意味で「Fag」はイギリス英語で「タバコ」という意味になります。

アメリカ英語で「fag」は全く違う意味になりますので、アメリカ人と一緒にいる時には使わないようにしましょう。(アメリカ英語で「fag」は「ゲイ」という意味になり下品なスラング・悪口になりますので使う際には気をつけましょう。)


We went for a cheeky pint this lunchtime.
(私たちは今日の昼休みにちょっとビールを飲んで帰った。)
※ちょっと悪い事をしに行ったというニュアンスが含まれています。





イギリスのメディアで使われる「Cheeky」の主な例・使い方の紹介


以下に紹介する「Cheeky」の使い方はイギリスのメディアで使われている「Cheeky」の例です。それでは、実際のメディアでの使われ方を確認してみましょう。


Moment cheeky fox tees off golfers by poaching their balls before scampering away to hide them(厚かましい狐はゴルフ場に入って選手のボールを取って隠しやがった瞬間!)

URL:(http://www.dailymail.co.uk/news/article-2455624/Cheeky-fox-poaches-golfers-balls-course.html



Not so cheeky monkey: Marmoset calls follow ‘etiquette’ with manners similar to human conversation(このmonkeyはそんなにcheekyじゃない:マーモセットの泣き声は人間の会話と似ていてマナーとルールを守る)

この見出しは「cheeky monkey」というイディオムを使っています。

URL:(http://www.independent.co.uk/news/science/not-so-cheeky-monkey-marmoset-calls-follow-etiquette-with-manners-similar-to-human-conversation-8888914.html



Viewpoint: Is cheekiness a truly British concept?(”cheekyさ”はとてもイギリスらしい概念なのでしょうか?)

この記事はとても面白いと思います。「Cheeky」の色々な意味とイギリスのカルチャーを紹介している記事です。時間がある方は是非読んでみてください^^

URL:(http://www.bbc.co.uk/news/magazine-24531486




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