イギリス英語とアメリカ英語の前置詞「on」,「at」,「to」の使い方の違い
日本人の英語学習者にとって、英語の前置詞の正しい使い方を覚える事はとても難しいと思います。
そして、英語だけではなく「日本語の助詞(に、へ、で等)」の扱いも覚えずらいという方は多いのではないでしょうか^^ 何故なら実際に私もよく間違える事が多いからです(笑)。
また、イギリス英語とアメリカ英語では「前置詞の使い方」に違いがあります。そこまで沢山の違いがあるわけではありませんが、イギリス英語をマスターしたいのであれば覚えておいて損はないと思います。
それでは早速、「イギリス英語とアメリカ英語の前置詞の違い」について紹介していきます。
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英語と米語の前置詞の違い: 1. at the weekend / on the weekend
・at the weekend / on the weekend (週末に・・・)
イギリス人は「at」という前置詞を使いますが、アメリカ人は「on」という前置詞を使います。
イギリス英語:
I played tennis at the weekend.
アメリカ英語:
I played tennis on the weekend.
日本語:
私は週末にテニスをしました。
英語と米語の前置詞の違い: 2. play in a team / play on a team
・play in a team / play on a team (チームの一員としてプレーする)
イギリス人は「in」という前置詞を使いますが、アメリカ人は「on」という前置詞を使います。
イギリス英語:
David Beckham will play in the team on Saturday.
アメリカ英語:
David Beckham will play on the team on Saturday.
日本語:
デイヴィッド・ベッカムは土曜日にチームの一員としてプレーします。
英語と米語の前置詞の違い: 3. talk to / talk with
・talk to / talk with (誰々と話す)
イギリス人は殆どの場合「to」という前置詞を使います。しかしアメリカ人は一般的に「with」という前置詞を使います。
双方の違いとしては使用頻度の違いです。
イギリス英語:
I will talk to Peter later.
アメリカ英語:
I will talk with Peter later.
日本語:
私は後でピーターと話します。
英語と米語の前置詞の違い: 4. call me on 0123 / call me at 0123
・call me on 0123 / call me at 0123(0123宛てに電話して)
イギリス人は「on」という前置詞を使います。アメリカ人は「at」という前置詞を使います。
イギリス英語:
Call me on 01234-556557
アメリカ英語:
Call me at 01234-556557
日本語:
01234-556557の私宛に電話してください。
英語と米語の前置詞の違い: 5. write to (someone) / write (someone)
・write to (someone) / write (someone) (誰かに手紙を書く)
イギリス英語では「to」という前置詞が必要です。アメリカ英語の場合、前置詞は必要ありません。
イギリス英語:
She wrote to me last year.
アメリカ英語:
She wrote me last year.
日本語:
彼女は去年私に手紙を書きました。
他にもいくつか前置詞の使い方に違いがあると思います。そのうち普段自分で使っていて気がついた時にまた紹介しますね。^^