スモール・アイランドを観た際の感想と作品内の英語を分析

「スモール・アイランド」を観た際の感想と映画中のイギリス英語を分析して紹介
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ベネディクト・カンバーバッチ出演 スモール・アイランドのレビュー

今回の記事では久しぶりにベネディクト・カンバーバッチが出演するイギリス映画『スモール・アイランドのレビュー、映画内で使われている英語について』を紹介したいと思います。

当サイトの読者の方の中には、ベネディクトの大ファンがいると思いますので、私は彼の映画やドラマを観る度に紹介していこうと思います。しかし、残念ながら今回紹介する映画でベネディクトが演じるキャラクターは・・あまり優しいキャラクターではありません。

しかし、彼の俳優としてのスキルはいつも通り素晴らしいと思います。それでは、スモール・アイランドとはどんな映画なのでしょうか。まずは映画のあらすじから紹介してみたいと思います。

スモール・アイランドのあらすじ

「スモール・アイランド」という作品は、1950年代にイギリスにやってきたジャマイカの移民をテーマに扱った内容の映画になります。戦争が終わった後、イギリスでは労働者、バスの運転手、職人などの人材が深刻に不足していました。

そんな状況の中、英連邦の国から数多くの移民がイギリス政府によって招かれました。その為、ジャマイカ、バルバドスなどのカリブの国の人々がイギリスに向かいました。

この映画のメインキャラクターは5人います。その中の一人は「ホーテンス」というジャマイカ出身の女性です。彼女の夢はイギリスで先生になり素敵な家に住む事です。

彼女はその夢を実現するために「ギルバート」というジャマイカ人の男性と結婚します。そして、彼を先にイギリスに行かせることにします。そして、彼が仕事と住む場所を得た後にホーテンスをイギリスに連れてくるという計画があります。

そして、マイケルというジャマイカ人の男性がいます。彼とホーテンスは一緒に育てられましたが、兄弟ではありません。ホーテンスは子供の頃からマイケルの事を愛していて、いつかの日か結婚したいと思っています。

しかし、マイケルには違う夢があります。彼はイギリスの空軍に入って戦争の為に戦場に行きます。クイーニーという女性はイギリス人です。彼女は元々ヨークシャー出身ですが、若い頃ロンドンに引越します。

彼女は叔母と一緒に暮らしていますが、叔母が亡くなってもヨークシャーに戻らなくていいように、バーナード(ベネディクト・カンバーバッチ!)というつまらない男性と結婚します。

バーナードは戦争が始まるとイギリスの空軍に入ってしばらく彼女の元からいなくなります。戦争が終わった後に彼は帰ってくるはずでしたが、クイーニーには連絡しないで姿を消してしまいます。

クイーニーはお金を稼ぐためにジャマイカ人に部屋を借します。そのきっかけで、クイーニーはマイケル、ホーテンス、ギルバートと出会います。

旦那がいなくなってしまったクイーニーはチャーミングなマイケルと、どんな関係を作るのでしょうか? ホーテンスはイギリスで先生になれるのでしょうか? ギルバートとホーテンスのビジネス結婚はどうなるのでしょうか?

バーナードは戦争が終った後にいったい何処に行方をくらましてしまったのでしょうか・・・

これ以上、映画のあらすじを話してしまうと、作品を観る意味がなくなってしまいますので、解説はこれで終わります(笑)

この映画は小説に基づいていますので、作品の内容は作った話ですが、当時のイギリスの移民の事や、人種差別の問題などは実際に起こった事なので、過去のイギリスの歴史の勉強になると思います。

「スモール・アイランド」のトレーラー

「スモール・アイランド」を観た際の感想と映画中のイギリス英語を分析して紹介

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