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アメリカで通じないイギリス人の使う英語の口癖
英語圏の人々も国が違えど、同じ英語を話しているので、勿論、普通に英語でコミュニケーションする事も出来ますし、誤解や言葉が通じないような事は滅多に起こりません。
しかし時々、イギリス人が話す英語とアメリカ人が話す英語の違いにより、言葉の壁にぶつかる事もあります。(笑)
ジョージ・バーナード・ショーの名言ですが、イギリスとアメリカは、「two countries separated by a common language」(共通語で分かれている二つの国)と言われています。
実は、この言葉はとても皮肉ったコメントなんです。この言葉の本当の意味としては、同じ英語圏の国でありながら、イギリスとアメリカは、お互いに言葉の誤解が多いという意味なんです。
同じ英語でありながら、そのくらい違いがあるイギリス英語の単語とアメリカ英語の単語。その部分について今回はさらに、突っ込んだ内容で紹介していきたいと思います。
アメリカ人は度々イギリス人の話す口癖を理解出来ていないようです。またアメリカ人は、それぞれの個々の単語の意味は当然分かっていますが、文章として全体的な意味を考えた場合、ニュアンスがあまり理解出来ていないようです。

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イギリス人の使う英語の口癖: 1. Sorry
イギリス人の口からこの言葉が出ない日はないだろうと言うくらい、日々何度も言う口癖ですが、別に「謝っている」という意味で使っているわけではありません。
イギリス人のsorryという言葉には、多くの微妙な意味が含まれていますので、誤解されやすい単語です。
アメリカ人にとっての、sorryは謝るときに使う単語なので、彼らは決して軽く使いません。
ですからイギリス人やイギリス英語を話す日本人は、アメリカでは、sorryをあまり連発して言わない方が良いでしょうね^^。
イギリス人の使う英語の口癖: 2. I went to public school
イギリス英語において、public schoolという意味は「私立学校」という意味になりますが、アメリカでは、逆に「公立学校」という意味になります。
やはり、この点でアメリカ英語の方がロジック的に理解しやすいと思いますが、こればかりは。イギリスの教育制度の歴史の名残なので、仕方がありません。(笑)
イギリス人の使う英語の口癖: 3. Alright love? (Alright darling/sweetheart/duck/pet…)
イギリス人はニックネームや、可愛い呼び方が好きなので、人の名前の代わりに、loveや、darlingなどの単語を付けて呼ぶ癖があります。
これは特に中年や、お年寄りの習慣ですが、まれに若い人も使います。意味自体は、ただフレンドリーな意味を込めて使っています。
しかし、もしあなたがアメリカに行って、知らない人を「darling」とか、「love」と読んだ場合・・・大変な事になる可能性があるので気をつけましょう(笑)
イギリス人の使う英語の口癖: 4. I’m easy
イギリス英語において、「I’m easy」という表現は、「かまいませんよ、何でも良いよ」という意味になります。
しかし、アメリカ英語では、かなり違う意味になってしまいます。
アメリカにおいて女性がこの言葉を言った場合、「モラルが緩い」、「直ぐ誰とでも”H”をする」という意味になってしまいます。くれぐれも気をつけましょう!(笑)
イギリス人の使う英語の口癖: 5. Can I borrow your rubber?
イギリス英語において、「rubber」という単語はあ、ただの消しゴムという意味になりますが、アメリカ英語では・・・全く違う意味になってしまいます。
アメリカ英語のスラングで、「rubber」は消しゴムではなく、「コンドーム」という意味になってしまいます。(笑)。ですから、アメリカ英語では「Eraser」という単語を使った方が安全です!^^
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