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「ワールズ・エンド」というイギリス映画からイギリスのパブカルチャーやイギリス英語について学んでみる
最近、サイトの読者の方から数多くの質問を頂いています。皆さん、ありがとうございます!
私は読者の方の質問に答える事がとても好きです。誰かの役に立っているという事はサイト運営をしている人間としても、とてもやりがいを感じます^^
そして私が書いている記事が人に役に立つという事は本当に嬉しい事です。そして、何よりも質問に答える事は自分で記事のテーマを考える事よりある程度・・楽な面もあります(笑)。
皆さん、イギリスに関する事や英語で知りたい事があれば質問をどんどん送ってくださいね!^^
では、今回の記事も別の読者の方から頂いた質問に答えていきたいと思います。
読者の方の質問:
「サイモンペッグ主演の映画「ワールズエンド」がとても面白かったので、パブやビールに関することを取り上げて欲しいと思います。よろしくお願いします。」

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イギリス映画「ワールズ・エンド」からみえるイギリスのパブカルチャー
皆さん、「ワールズ・エンド」というイギリスの映画をご存知ですか?この映画は2013年に発表されましたが、私は今年になって初めて観ました。
「ワールズ・エンド」はサイモン・ペッグというイギリス人の俳優・ライターによって書かれた映画です。SFの映画ですが、ストーリーの舞台はイギリスの小さい町です。
殆どのアクションは色々なローカルパブで行われます。少しだけ映画のストーリーを説明します。
5人の中年のイギリス人男性(幼馴染)は20年ぶりに地元の町に集まって、若い頃と同じように町の「pub crawl※」をやろうとします。
彼らは色々なパブでお酒を飲みながら、自分の地元の町がかなり変わったという事を気づくようになります・・・。
※「Pub crawl」とは、町の色々なパブに行ってそこで一杯飲むという「飲み歩き」のような遊び方です。
ストーリーについてあまり話すとこれから観ようと思っている人に申し訳ないのでこの辺りで止めておきます^^。
とにかく内容は「皮肉ったイギリス風コメディー」から「いきなり激しいSF映画」になるのでその辺りはビックリする方もいるでしょう。サイモン・ペッグの映画はこのパターンが多いですよね(笑)。
「ワールズ・エンド」は激しい映画ですが、「ショーン・オブ・ザ・デッド」と「ホット・ファズ」が好きであれば、「ワールズ・エンド」もお勧めです。
サイモン・ペッグ,ニック・フロスト,パディ・コンシダイン,マーティン・フリーマン,エドガー・ライト
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最近、当サイトでも映画について記事を書く際に、英会話で役に立つボキャブラリーを紹介しますが、今回の記事ではイギリスのパブのマナーや習慣をクローズアップしたいと思います。
以前の記事でも私はパブについて話しました。興味があればお読みくださいね^^
役に立つ記事:
そして、私が書いたebookの中にパブについてのコラムがあります。私は今までに2冊のイギリス英語関係の教材を書きました。
「British English Master」はイギリス英語のボキャブラリー・特徴・役に立つフレーズを紹介し、「British Idiom Master」はイギリス英語の日常会話でよく使われているイディオムと表現を紹介しています。
両方ともカルチャーコラムが含まれています。(買ってくれた読者の方々、この場をかりて本当にありがとうございました^^)。
では、今回の記事では、パブのマナーについても話したいと思います。パブに関するアドバイスはこの新聞記事を参考にしています。
参考:「Modern manners: the pub」
実は、新聞記事よりも、その下のコメントの方が参考になると思います。ですから、コメントを残した人のアドバイスをまとめてリストを作ってみました^^
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イギリスのパブで知っておくべきパブカルチャーとマナーのリスト
イギリスパブに行く際には・・・
1. パブではウェイターがいないのでバーカウンターで注文する。
2. メニューがない場合が多いので、バーカウンターにあるビールタップを見てから注文する。ビールを飲まない人はバーテンダー(barman, barmaid)にワイン等の種類を聞いてから決める。
3. 出来れば、バーカウンターに行く前に注文する飲み物を決めた方が良い。バーテンダーは忙しいので注文を迷っている人を待つ余裕がない。
4. パブによって、食べ物の注文の仕方が違います。殆どのパブはバーカウンターで食べ物を注文するが、自分のテーブルナンバーを言う必要がある場合が多い。パブのテーブルのメニューを読んで注文のやり方を確認する事がお勧めです。
5. イギリスのパブでは、18歳以上の人はお酒を注文する事が出来ますが、若く見えそうな人は年齢を確認できる証明書を持っていった方が良い。
6. 「イギリス人は行列が好き」というステレオタイプがありますが、パブでは行列を作らない。しかし、バーテンダーは順番が分かっているので自分の番より早く注文しようとする事はマナー違反です。
7. イギリス人の友達と一緒にパブに行く場合、「round」で飲み物を買う習慣があります。つまり、順番に格人はみんなの飲み物をバーで買って席に戻る。この買い方がはじまると、自分も参加しないとケチに見えるので避けない方がいいです。
8. 伝統的なパブで複雑なカクテルを注文しない方が良い。時間がかかり過ぎてバーテンダーを困らせる(笑)。
9. アメリカと違ってチップをあげる必要がない。しかし、時々バーカウンターに「ドネーションボックス」がありますのでサービスが特に良いと思っていたら小銭をあげても良い。
10. 誰かの飲み物をこぼしてしまったら、新しい飲み物を買ってあげよう。
11. パブによって子供を連れて行っても大丈夫ですが、大人の場所だから走ったり、遊んだりさせないようにしよう。
12. バーカウンターはぬれているかもしれないのでお金を渡す時にバーテンダーの手に直接、手渡ししましょう。
以上、上手にイギリスのパブを利用する為の基本マナーでした^^
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ブリティッシュイングリッシュマスターはイギリス人の私が書き下ろしたイギリス英語を学習する為の専門教材です。制作・編集も私が手がけたので英語のニュアンスも完璧です。ネイティブのイギリス人が使う自然なフレーズや、アメリカ英語との違いを中心にイギリス英語の文法、発音、スペルについてもアメリカ英語と比較しながら詳しく紹介しています。
教材内では、イギリスのカルチャーも紹介していますので、イギリス英語以外にも、イギリスのカルチャーに興味がある方にも是非読んでもらいたい内容です。RPアクセントの音声も付属しているので、通勤中の電車中や空いた時間を使ってこの音声教材でいつでもイギリス英語の発音が勉強出来ます。

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イギリス英語のイディオム専門教材
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