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イギリス映画・小説「The BFG」のストーリーとイギリス英語学習に使える台詞も紹介します!

イギリス映画・小説「The BFG」を紹介します
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「The BFG」の台詞を使ってイギリス英語を勉強してみよう!



皆さんは、「Roald Dahl」(ロアルド・ダール)というイギリス人の小説家をご存知ですか?

彼は非常に数多くの素敵な子供向け小説を生み出してきました。例えば、「チョコレート工場の秘密」、「いじわる夫婦が 消えちゃった!」、「マチルダはちいさな大天才」などの小説は全てダール氏によって書かれた作品です。


私は子供の頃に、彼の作品が大好きで全ての小説を繰り返し何回も読んでいました^^。 殆どのイギリス人の子供は少なくとも一冊くらいはロアルド・ダールの小説を読んでいると思います。


ロアルド・ダールに書かれた小説の特徴の一つとしては、ストーリーに出ている悪者は殆ど大人で、ヒーローは殆どの場合は小さい子供です。つまり、小さくて力のない子供は悪い大人と戦っています。

しかし、子供は必ず勝つんです!こういうテーマは必ず子供達の心を掴みますね(笑)。


私は丁度、自分の日本語のレベルが中級くらいになった時にロアルド・ダールの小説の日本語訳を読む事に挑戦しました。私は今までに「チョコレート工場の秘密」、「マチルダはちいさな大天才」、「魔女がいっぱい」、「オ・ヤサシ巨人 BFG」という小説の日本語訳を読んだ事があります。

今までにロアルド・ダールの小説は数多く映画化されていますが、最近になって「The BFG」(オ・ヤサシ巨人 BFG)という映画がDVDになりました。そして、当然私も早速観てみました^^


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The BFGとは何?



「The BFG」は大きな優しい巨人です。英語では「The Big Friendly Giant」(BFG=省略)と言います。BFGは巨人の国に住んでいますが、彼は毎晩イギリス(他の国にも?!)にやって来てます。

そして、眠っている子供の様子を部屋の外から覗って、窓から部屋の中に向けて彼の不思議なトランペットを使って素敵な夢を吹き込みます。


「夢吹き」はBFGの仕事です。しかし、ある日、BFGの存在はソフィーという両親のいない少女に自分の存在を気が付かれてしまいます。BFGは自分の存在が人に知られる事が怖いので、ソフィーを巨人の国に連れて帰ります。

ソフィーはとても怖がりますが、BFGは本当は優しい巨人という事を理解していきます。BFGはソフィーに夢の捕まえ方を教えます。


しかし、BFGは一人だけの巨人ではありません。巨人の国には、さらに9人のもっと大きい巨人がいます。これらの巨人は大きく力強く人間を食べてしまいます!

もし彼等にソフィーの存在を気づかれてしまったら、ソフィーは悪い巨人に食べられてしまいます! 悪い巨人たちは毎晩人間狩りをしに行きます。彼らは寝ている子供をベッドから取って一口で食べてしまいます・・・。

ソフィーとBFGは一緒に巨人の人間狩りを止める計画を立てますが・・・。


これ以上説明すると、この映画(小説)の面白いストーリーがバレてしまいますので、今日のところはこれで終わります(笑)。この映画(又は小説)のエンディングはとても面白いです。ヒントとしては、エリザベス女王が出てきます・・・(笑)。




The BFGに出る英語を分析



The BFGはイギリスの映画なので、ソフィーやBFG、巨人たち、エリザベス女王などのキャラクターは勿論、皆イギリス英語で話します。しかし、巨人たちはとても変な話し方をしています。

特にThe BFGの話し方は変です(笑)。BFGはストーリー中に「わしは学校に言った事がないから話し方がちょっと変」という事を説明しています。彼はbe動詞の使い方をよく間違えますし、新しい単語を勝手に作ります。

そして、単語の発音をよく間違えます。ですから、彼の話し方は変ですが、それが逆に結構可愛くてコメディーのポイントになります^^


BFGの変な話し方のせいもあり、英語学習者は日本語の字幕を付けた方が理解しやすいと思います。

私は今回、あえて日本語の字幕(英語の吹替え)をつけて観ましたので、この映画の字幕は結構上手に翻訳されているという事を確認していますので安心して下さい^^。

それでは、この映画に出る重要なキーワードを紹介していきます。



The BFGに出てくるキーワードリスト紹介



human bean = 人間

巨人たちは「human being」という表現を間違えて「human bean」という変な言い方を使っています。

そして、「bean」に省略する癖があります。日本語の字幕を見ると、「マメ」や「マメッ子」という翻訳になっています(笑)


runt = チビ

BFGは巨人の世界でとても小さいので他の巨人に「runt」と呼ばれています。


whizzpopper = おなら

BFGの好きな飲み物は「frobscottle」という炭酸ソーダですが、炭酸ソーダを飲むと泡は下の方に行きおならを起こします(笑)。しかし、巨人の国ではおならは「幸せの音」なので下品ではありません。

巨人の名前もとても面白いです。各巨人の名前には恐ろしい意味が含まれています。そこで、以下に日本語の字幕で出る名前と英語の名前の説明を紹介します。



Fleshlumpeater マルノミ

「flesh」は「肉」という意味になりますが、「人間の肉」というニュアンスが含まれています。「lump」は「塊」という意味になります。「eater」は「~を食べる人」や「~食い」という意味になります。

ですから「Fleshlumpeater」という名前を直訳すると「人肉の塊を食べる巨人」という意味になります。恐ろしいですね(笑)。


Bloodbottler チダラリン

「blood」は「血」という意味で「bottler」は「瓶を入れる人」という意味になります。


Maidmasher ツブシー

「maid」は「お手伝いさん」という意味になりますが、「女性」という意味もあります。「masher」は「~をつぶす人」という意味になります。


Manhugger ハグリン

「man」は「男性」という意味になりますが、「人間」という意味もあります。「hugger」は「ハグ・抱っこをする人」という意味になります。

巨人たちは優しい「ハグ」はしません。巨人たちが「ハグ」をしたら人間をつぶしますね^^


Butcherboy ニクスキー

「butcher」は「お肉屋」という意味になりますが、動詞として使うと「虐殺する」という意味になります。「boy」は「男子」や「少年」という皮肉った意味になります。


Bonecruncher ガブリン

「bone」は「骨」という意味で「crunch」は「がりがり噛む」という意味になります。


Childchewer ペロリン

「child」は「子供」で「chewer」は「~を噛む人」という意味になります。


Gizzardgulper ゴックリン

「gizzard」は「内臓」(特に腸や胃)という意味になります。「gulp」という単語は「~をがぶりと飲み込む」という意味になります。


Meatdripper ダラリー

「meat」は「肉」という意味で、「dripper」は「~を垂らす人」という意味になります。


こうやってみると日本語の名前は結構面白いと思いますが、英語ほど恐ろしい意味が含まれていないと思います。皆さんはどう思いますか^^



The BFGを見る・読む方法



私はある学校で生徒たちと一緒にこの映画を観たので、今回はDVDで観ましたが、U-NEXT(ユーネクスト)という動画サービスを通して観る事も出来ます。そして、dTVという動画サービスでも観る事が出来るようです。


The BFGは元々小説なので英語の練習のために一度読んでみると勉強になると思います^^ 他のロアルド・ダールの本もお勧めです。

彼は子供の小説だけではなく、自分の伝記(”Boy”と”Going Solo”)も書いていますし、大人向けの短いストーリー(“Tales of the Unexpected”)も書いています。私は彼の作品が好きで殆ど全ての作品を読んだ事がありますので、色々とお勧め出来ます^^














最近、私はU-NEXT(ユーネクスト)のお陰で数多くのイギリスのテレビドラマや映画を観ていますので、また来週くらいにお勧めの新しいイギリス映画を紹介して解説してみたいと思います^^




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