イギリス英語

イギリス英語の単語と変わったイディオムの使い方:イギリス英語の「handbag」の意味とアメリカ英語のとの違いについて

イギリス英語の「handbag」の意味とアメリカ英語のとの違い

イギリス英語の単語と変わったイディオムの使い方について



今回の記事も前回に引き続き、「イギリス英語を代表する100語の単語」の続きです。今回説明したいイギリス英語の単語は「handbag」という単語です。

「Handbag」とは、英語で「女性のカバン・ハンドバッグ」という意味になりますが、イギリス英語においては他の面白いイディオムとスラングフレーズにも使われていますので、使い方によっては意外と面白い単語なんです(笑)。

そこで今回の記事では、「handbag」という単語の使い方を例文を交えて紹介していきたいと思います。また、「handbag」に関するイディオムとその使い方についても合わせて紹介していきたいと思います。


参考記事1:(イギリス英語を代表するボキャブラリーの紹介
参考記事2:(イギリス人がよく使うボキャブラリー:「chat」という単語の使い方・意味・例文を紹介


イギリス英語の「handbag」の意味とアメリカ英語のとの違いイギリス英語の「handbag」の意味とアメリカ英語のとの違い




イギリス英語の単語: 1. 「Handbag」(名詞)



「Handbag」という単語はイギリス英語です。アメリカ英語では、女性のハンドバッグは「purse」と呼ばれています。イギリス英語でも「purse」は使われていますが意味が異なります。イギリス英語で、「purse」は「女性の財布」という意味になります。


例文:

イギリス英語: I bought a new leather handbag yesterday.
アメリカ英語: I bought a new leather purse yesterday.
日本語: 私は昨日、新しい革のハンドバッグを買いました。


イギリス英語: My purse is in my handbag.
アメリカ英語: My wallet is in my purse.
日本語: 私の財布はハンドバッグの中に入っています。




イギリス英語の 「Handbag」のイディオムについて



以前に紹介した、「100 Words That Make The English」という本によると、「handbag」関係のイディオムは、「マーガレット・サッチャーの時代」から使われはじめたそうです。マーガレット・サッチャーはイギリスで初めての女性総理大臣でした。


当時のイギリスの政界はとても男性向けともいえるような世界でした。マーガレット・サッチャーは、男性の世界で戦う為に自分の性格を強くしましたが、彼女は何処に行く場合でも革のハンドバッグを持っていました。そしてそのハンドバッグはマーガレット・サッチャーのシンボルになりました。

当時の男性政治家や男性の記者は、「サッチャーは誰々をハンドバッグで叩いた」というフレーズを使い始めました(笑)。

サッチャーは勿論、ハンドバッグで人を叩かなかったと思いますが(笑)、これによって、「強い女性は弱い男性をハンドバッグで叩く」というイメージが生まれました。それによって当時、「to handbag 誰々」という動詞が使われるようになってきました。


例文:

イギリス英語: Margaret Thatcher handbagged the leader of the opposition.
日本語: マーガレット・サッチャーは野党党首に怒りました。



その後、下記に紹介している「handbag」関係のイディオムが出てきました。ふざけているような使い方ですが、これらのイディオムは、「女性っぽい喧嘩」という意味として使います。特に男性が女性っぽく殴りあいをする時に「handbag」関係のフレーズが使われています。


例えばサッカー選手が試合中に喧嘩した場合、相手を押したり、手を振り払ったりしますが、この際の喧嘩では強い殴りつけるようなパンチはしませんよね。こういった状態を表現する際にハンドバッグのイディオムが使われています。


例文:

Handbags at dawn.
(「明け方にハンドバッグを出して決闘する事」)

Handbags at ten paces
(「10歩歩いてハンドバッグを出して決闘する事」)


これらのイディオムでは、「Handbag」は、「決闘の際の武器」というイメージで使われています。大昔、イギリス人の紳士は男同士の争いの際にピストルで決闘を行っていました。

彼らは明け方に2人で対戦する際、「10歩歩いて相手に向かってピストルを撃つ」という決闘をする習慣がありました。


しかし現在、イギリス人の男性が喧嘩をする際には勿論ピストルの出して喧嘩をするわけではありません。その代わりに、今の喧嘩はちょっとダサい殴り合いのような喧嘩になります(笑)。ブリジェット・ジョーンズの日記という映画で起こる喧嘩を思い出してもらえるとイメージしやすいと思います^^。

そしてこういうダサい喧嘩は、「ハンドバッグ決闘」というように表現する事があります。ですから「ハンドバッグを出して相手を叩く」というふざけたイメージを表わす際に使うようになりました(笑)。


イギリス英語を学習する為の専門教材

この「ブリティッシュイングリッシュマスター」という教材はイギリス人の私が書き下ろしたイギリス英語を学習する為の専門教材です。制作・編集も私が手がけたので英語のニュアンスも完璧です。ネイティブのイギリス人が使う自然なフレーズや、アメリカ英語との違いを中心にイギリス英語の文法、発音、スペルについてもアメリカ英語と比較しながら詳しく紹介しています。

教材内では、イギリスのカルチャーも紹介していますので、イギリス英語以外にも、イギリスのカルチャーに興味がある方にも是非読んでもらいたい内容です。イギリス英語の音声も付属しているので、通勤中の電車中や空いた時間を使ってこの音声教材でいつでもイギリス英語が勉強出来ます。

イギリス英語専門教材:ブリティッシュイングリッシュ・マスター




イギリス英語のイディオム専門教材


この教材「ブリティッシュイングリッシュイディオムマスター」はイギリス英語のイディオムを学習する為の専門教材です。本教材ではイギリス英語特有のイディオム表現や諺、その他にもマニアックなイギリス英語のイディオムを紹介している日本でも珍しいイギリス英語専門の辞書教材です。

イギリス人の日常会話やイギリスの映画、テレビドラマ、新聞、小説等に使われているイディオムをコツコツと集め、イディオムの歴史やルーツを調べて日本人のイギリス英語学習者の為に分かりやすく解説しています。

1つのイディオムにつき2つの例文を掲載しているので、イディオムの使い方やニュアンスもしっかりと学習できます。この教材もmp3の音声が付属しているので、場所を選ばす空いた時間を有効に利用していつでもイギリス英語のイディオムが勉強出来る教材です。


イギリス英語のイディオム専門教材:ブリティッシュイングリッシュ・イディオムマスター
教材の詳細はこちら