イギリス英語「sure」の使い方とアメリカ英語「sure」の使い方の違い
お元気ですか^^ つい最近になって私の両親が日本に遊びに来ていた事もあり、私は彼らの「ツアーガイド」の役をしていました。おかげでとても忙しくなり記事の更新が滞ってしまいました。
記事の更新を楽しみにして下さっている読者の方、本当にごめんなさい。それでは、本題の話に戻ります(笑)。今回の記事では「sure」という英単語にクローズアップしていくのですが、この「sure」には様々な意味と使い方がありますし、イギリス英語とアメリカ英語の使い方の違いもありますので、今回もイギリス英語の学習者にとって面白い記事になると思います。
「sure」という単語は形容詞として使う場合、「自信があって」、「確信して」、「きっと~となる」などの意味になります。
形容詞として使った場合に関しては、イギリス英語の使い方とアメリカ英語の使い方は同じなので、この記事では紹介していきません。そして、「sure」は様々なイディオムで使われています。
イディオムにおいては、イギリス英語とアメリカ英語の違いがありますので、この記事の中でそれらのイディオムについても紹介していきたいと思います。
また、「sure」を副詞として使って場合も、イギリス英語とアメリカ英語の違いがいくつか出てきますので、まずはそこから説明していきたいと思いますので、宜しくお願いします。
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「本当に~」,「全く」,「確かに」という意味になる sureの使い方

主に、アメリカ英語とカナダ英語では「sure + be動詞 + 形容詞」というパターンがよく使われます。この表現は「本当に~」や「確かに~」という意味になります。
例えば、「It sure is cold!」(=本当に寒いね!)や「he sure was hungry!」(=彼は本当にお腹が空いてたね!)。
このパターンはイギリス英語でも勿論通じますが、イギリス人の多くは「it really is cold!」や「He certainly was hungry!」などのフレーズを使う傾向があると思います。
本当に~という意味になるsureの使い方 例文:
イギリス英語:It really is hot today!
アメリカ英語:It sure is hot today!
日本語訳:(今日は本当に暑いね!)
イギリス英語:He certainly was thirsty! He drank three glasses of water!
アメリカ英語:He sure was thirsty! He drank three glasses of water!
日本語訳:(彼は本当に喉が渇いてたね!お水を3グラスも飲んだね!)
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「どういたしまして」,「いいえ」という意味になる sureの英米の使い方の違い

これは違いは最も大きなイギリス英語とアメリカ英語の使い方の違いになると思います。例えば、アメリカ人やカナダ人は「どういたしまして」という表現を表す際には「sure」を使います。
一方で、イギリス人が「どういたしまして」という場合には、絶対に「sure」は使いません。イギリス人は「You’re welcome」や、「No problem」、「my pleasure」、「not at all」、「that’s alright」などの表現を使います。
アメリカ人も勿論、これらの表現を使う事がありますが、一般的には日常会話で「sure」という単語を使う頻度が高いですね。それでは、実際に例文でイギリス英語とアメリカ英語の使い方の違いをみていきましょう。
sureのアメリカ英語の使い方の場合:
A: Thanks for helping me wash the dishes.
(皿洗いを手伝ってくれてありがとう。)
B: Sure.
(いいえ。どういたしまして。)
sureのイギリス英語の使い方の場合:
A: Thanks for helping me do the washing-up.
(皿洗いを手伝ってくれてありがとう。)
B: That’s alright.
(いいえ。どういたしまして。)
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「賛成」という意味になる sureの使い方の英米の違い

アメリカ人(又はカナダ人)が使う「賛成」という意味の「sure」と、イギリス人が使う「sure」には微妙にニュアンスが異なります。アメリカ人が使うsureは「いいとも!」や「いいね!」という「単純な賛成!」を表現する際に使うような感じになります。
しかし、イギリス人が「sure」を使った場合には「あなたのアイディアを許可する」といったちょっと仕方なく、しぶしぶとったニュアンスになります。一見すると微妙な違いにみえますが、イギリス人の表現とアメリカ人の表現には、かなりニュアンスが違う場合がありますので、ある程度の注意は必要です。
アメリカ英語のsureの使い方
A: Would you like a drink?
(何か飲みたいですか?)
B: Sure! What drinks do you have?
(飲みたいです! どんな飲み物がありますか?)
イギリス英語のsureの使い方
A: Would you like a drink?
(何か飲みたいですか?)
B: Yes, please! What drinks do you have?
(飲みたいです! どんな飲み物がありますか?)
※上記の会話のシーンではイギリス人が「sure」と言った場合、「そんなに飲みたくないけど何かを飲んであげる」というニュアンスになります。結構違いますね(笑)
イギリス英語のsureの使い方で「~をしてあげる」という意味の使い方
イギリス英語では「sure」は「~をしてあげる」というニュアンスがあります。つまり、”何かを頼まれた際”などに使ってもOKな表現ですが、イギリス英語で「はい。お願いします。」という表現をしたい場合には「sure」を使わない方がいいです。
例えば、「何か食べたいですか?や、「何か飲みたいですか?」という質問をされた際には、イギリス英語では「sure」よりも「yes, please」という表現を使うようにしましょう。こちらの方がとてもマナー的に丁寧な表現になります。
イギリス英語の「~をしてあげる」のsureの使い方 例文
A: Could you help me do the washing up?
(皿洗いの手伝いをしてくれる?)
B: Sure.
(いいよ。手伝うよ。)
イギリス英語のイディオムで「確かに」,「間違いなく」という意味「sure as eggs are eggs」

この「sure as eggs are eggs」というイディオムは主にイギリス英語のイディオムになります。そして、少し古い表現になりますので、現代の若者はあまり使いません。
しかし、イギリスの小説やイギリスのテレビドラマを見ていると出てくるイディオムなので、イギリス英語学習者の方はおさえておくべきイディオムだと思います。
意味は「確かにな・・」、「間違いなく」という意味になります。地方の訛りによっては「sure as eggs are eggs」ではなく「sure as eggs is eggs」という言い方にもなります。
sure as eggs are eggsの使い方 例文:
It’s going to snow tonight. Sure as eggs are eggs.
(今夜は雪が降るよ。まず違いなく。)
They’ll get divorced. Sure as eggs are eggs.
(その二人は絶対に離婚するよ、きっと。)
アメリカ英語のイディオムで「確かに」,「間違いなく」という意味「sure as God made little green apples」
これは主にアメリカ英語のイディオムです。このイディオムも「確かにな」、「間違いなく」という意味になります。それでは、実際のアメリカ英語での使い方を例文で確認してみましょう。
sure as God made little green applesの使い方 例文:
It’s going to snow tonight. Sure as God made little green apples.
(今夜は雪が降るよ。まず違いなく。)
They’ll get divorced. Sure as God made little green apples.
(その二人は絶対に離婚するよ、きっと。)
それでは、これで以上になります。今回の記事では、sureの意味と使い方、イギリス英語のsureの使い方とアメリカ英語のsureの使い方の違いをを紹介してみました。
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