イギリス人の性格と国民性を紹介している本のベスト4
イギリス人の性格や国民性が紹介されている本は、比較的多くリリースされています。日本人の作家によって書かれた、ステレオタイプのイギリス人を書いたような本もありますし^^
イギリス在住の主婦が書いたような、リアルな生活体験から自身が感じたイギリスのイメージをまとめた本など。様々なアングルで紹介されている作品があります。
その中でも今回、イギリス人である私が紹介したい、イギリス人の国民性とイギリスのカルチャーが理解出来るおすすめの本を紹介したいと思います。
下記のリストに紹介している本は全て英語で書かれています。まだ日本語のバージョンが出版されていないので、英語で読むしかありません^^。
ですが・・諦めないで下さい^^ これらの本はイギリス英語で書かれているので、英語のリーディングの勉強にはとても良い教材になると思います!
参考記事:
- イギリス留学を考えている人は必見!イギリス人の国民性を知ってイギリス英語の理解を深める:イギリス人のステレオタイプと事実についてのコラム
- イギリス人らしさ・イギリス人の国民性を測るアンケート!?(笑):あなたのイギリス人度を測る面白テスト紹介!
- イギリス人をイライラさせる方法 TOP5 : イギリス人の国民性・性格について
イギリス人の性格と国民性が理解出来る本の第一位: Watching the English (by Kate Fox)
この本は私が今までに読んだイギリス人に関する本の中で最も面白かった本です^^
作家のケイト・フォックスはイギリス人の人類学者としても有名です。イギリスのカルチャーの専門家です。
彼女のライティングスタイルはユーモアたっぷりで、イギリス人の考えがとても上手に表現されています。イギリス人の社会階級に対する考え方を分析したり、イギリスのパブでの正しいマナーも紹介されています。(笑)。イギリス人の国民性を理解したいのであれば、この本は絶対におすすめですよ。^^
Hodder & Stoughton Paperbacks (2005/4/11)
売上ランキング: 5,552
イギリス人の性格と国民性が理解出来る本の第二位: How to be a Brit (by George Mikes)
作家のGeorge Mikesは、ハンガリー人でしたが、第二次大戦の時、仕事でイギリスに行き、イギリスの事が好きになり永住を決めた。そして、彼のユーモアセンスは「イギリス人になる方法」として紹介されました。彼は元々ハンガリー人なので、イギリス人の性格を外側から分析する事が出来ているのでその視点がとてもユニークです。
彼のライティングスタイルもユーモアたっぷりで面白いですが、この作品をイギリス人が読めば、自分達のイギリス人っぽさに気がつき笑い出してしまうと思います!(笑)。そんな作品です^^
Penguin; New Ed版 (1986/4/24)
売上ランキング: 17,229
イギリス人の性格と国民性が理解出来る本の第三位: Notes from a Small Island (by Bill Bryson)
ビル・ブライソンというライターは、元々アメリカ人ですが、若い時にイギリスに来て、イギリス人の女性と結婚し、数十年の間イギリスに住んでいました。
しかし、90年代の後半に家族と一緒にアメリカに戻る事を決めました。しかし彼はアメリカに帰国する前に一人で公共の交通機関を使いイギリスの全国ツアーをはじめました。
この本は彼のツアー日記であり、町や都市のガイドだけではなく、イギリスのカルチャーとイギリス人の国民性も紹介しています。そしてアメリカ人の立場から見たイギリス人の特徴や少し変わったポイントが紹介されているので、その点はとても面白いですね^^
Black Swan; New版 (1996/8/1)
売上ランキング: 9,418
イギリス人の性格と国民性が理解出来る本の第四位: The English (by Jeremy Paxman)
ジェレミー・パックスマンは、イギリス人のジャーナリスト、インタビューアー、クイズ番組の司会者として活躍している有名人です。彼は、この本でイギリス人(特にイングランド人)の国民性を深く分析して紹介しています。