イギリス人の紅茶の作り方を間違えたら大変だ!面白いラップ動画を使ってイギリス英語を学びましょう(笑)
今回の記事は、少しユーモア的な動画を紹介したいと思います。私はSNSでこの動画を見つけました。この動画は何と「紅茶の作り方」についてのラップです(笑)。
このコメディアンは「Doc Brown」というイギリス人です。私は今まで彼のコメディーを観た事がなかったのですが、この「紅茶の作り方のラップ」を観て大ファンになりました(笑)。
では、実際に彼のパフォーマンスを動画で見てみましょう。私はこのパフォーマンスの台詞を下に書きましたので動画を観ながら読んでみましょう^^
おすすめ記事:
- イギリス英語の発音トレーニング動画紹介:ジミー・カーの地方のアクセントトレーニング(コメディー動画です!)
- イギリス英語ファン向けの動画でイギリス英語特有のイディオムを覚えよう!
- イギリスの様々なアクセント(訛り)を学習出来る面白動画紹介
イギリス人コメディアン「Doc Brown」の紅茶ラップパフォーマンス
Rage, rage is key to rap. You’ve got to understand that, right. Rage is vital, you have that fire in your belly. I think of all my mates who rap, you could give them a topic like police, race, politics, anything will get them fired up and inspire their lyrics. Me, I couldn’t get angry and start rapping about politics. Do you know what I mean – I’m too much of a fence-sitter. Too wishy-washy – I’m apathetic. Me, I’d be like, “Fuck Nick Clegg, he’s a wannabe..However I do agree with some of his policies…”.
上記のイントロダクションで、Doc Brownはラップの重要なポイントについて話しています。彼の意見では、上手なラップをする為には「怒り」(rage)が大切との事です。
彼の周りのラッパー友達は、警察、人種、政治などのテーマについて強い意見がありますので、ラップの歌詞はその怒りに影響されています。しかし、Doc Brownは、そういった社会的なテーマなどに強い意見がないので、怒りにインスパイアされた歌詞を書く事が出来ません。
キーボキャブラリー:
- rage(怒り)
- vital(重要、大切)
- mates(友達(イギリス英語、オーストラリア英語特有のスラング))
- fire in your belly(怒り)
- fence-sitter(意見のない人)
- wishy-washy(水っぽい、薄い(意見があまりない))
- apathetic(無感動)
- policies(方針)
But it does make me wonder – is there anything, is there any one topic that could get me fired up enough to come back and take the rap game by storm? You know, and then I realise, right, there is one thing, there is only one thing that could make me near-homicidal…
彼は、自分に怒りを起こさせるテーマを考えています。それは・・・彼にとって唯一気になるあるテーマです。。。
キーボキャブラリー:
- topic(テーマ)
- fired up(怒る)
- homicidal(殺人事件を起こしたくなる)
そして、彼のラップが始まります。
This is called “My Property”…
I don’t know what the fuck I was thinking
(俺は一体何を考えてたのか分からない)
I bring you to my house as a friend in my kitchen
(私はあなたを友達として家のキッチンにつれて帰って)
You offer to make the tea, naturally I say ‘yes’, you’re my guest
(あなたは紅茶をつくろうかと言ってくれて、私は「イエス」と言う)
So I take the offer gratefully
(俺はそのオファーを受け入れて、感謝している)
But then what I see made my heart burst
(しかし、次に見た事のせいで心が痛くなり)
You only gone and put the fucking milk in FIRST!
(お前はカップに先に牛乳を入れてしまったぞ!)
No! You must be out of your mind!
(だめだ!お前はぼけてるだろう!)
Looks like you went and poured about half a pint!
(ハーフパイントも入れてしまったぞ!)
Now even with the boiling water my tea’s already lukewarm!
(お湯を入れても紅茶がぬるいだろう!)
Man, where the fuck were you born?!
(お前は一体何処で生まれたのか?)
You destroyed a thing that was sacred
(お前は大事な事を壊してしまったぞ)
Pour it down the sink, let me show you how to make it!
(シンクに流せよ。作り方を教えてやる!)
Tea bag in first, pour the water on top
(先にティーバッグを入れて、上にお湯を注いで)
Shut up man, I’ll tell you when to stop
(お前、黙れ!俺がいつ注ぎ終わらせるのか教えてあげる)
Then you know exactly how much milk is required
(そうすると、どれくらいの牛乳が必要なのかわかるだろう)
Making assumptions on how I like it!
(俺の好きな紅茶の作り方について勝手に考え込んでしまうなんて)
Whoa, whoa, whoa! What you doing?
(ストップ!一体何をやってんだよ?)
Don’t let the tea bag sit there brewing!
(そのままティーバッグを入れっぱなしにするなよ)
You gotta stir straight away – don’t stop!
(直ぐ混ぜないと!止めないで!)
Otherwise you get that weird scum on the top
(混ぜないと上に変なあくが出るよ)
What is that stuff?
(とにかく、それは何だ?)
And now you put my sugar in
(次は砂糖を加えて)
What did you leave it for? Didn’t even stir it in!
(どうしてそのままにしたの?こいつ混ぜなかったなんて!)
Unbelieveable!
(信じられない!)
What – did you think it would distintegrate itself?
(え?砂糖が自動的に溶けると思ったの?)
Bruv, you need to go and see a shrink and get some help
(お前、精神病の医者に診てもらった方がいいぞ)
You chose the wrong brother’s cuppa to mess with
(俺の紅茶をだめにする事は大間違いだったよ)
Now go get me a motherfucking digestive!
(もう、クッキーを早く取りにいってこい!)
Don’t even meddle with my kettle – don’t touch it!
(俺のやかんを触るなよ!)
Man, go sit down, go watch telly
(もう座ってテレビを観なさい)
And give me back my teaspoon bruv, you’re not ready
(ティースプーンを返しなさい。お前は俺の紅茶を作るレベルじゃない!)
このラップとコメディーパフォーマンスには多くのイギリス英語のボキャブラリーが入っています。
例えば・・・
キーボキャブラリー:
- mate(友達)
- bruv(男性が言う「友達」(brotherの省略です))
- cuppa(紅茶)
- digestive(イギリス人がよく食べるクッキーの一種)
- telly(テレビ)
皆さん、なんとなく分かりましたか?SNSで観た動画の下に何万件ものコメントがついていました。
殆どの人は、「先に牛乳をカップに入れるバカいるのか?」や「私は先に牛乳入れているよ。正しい作り方だよ。」などのコメントをしています。やはり、イギリス人にとって紅茶の作り方はとても大切なテーマです(笑)。
とにかく、紅茶と一緒にイギリスのクッキーを楽しみたい方は、こちらのクッキーはお勧めです^^
売り上げランキング: 101181