イギリス映画:「カムバック」(Cuban Fury)を観た感想と劇中に出てくるイディオムとスラング紹介
今回の記事では、久しぶりにイギリス英語の学習にお勧めのイギリス映画作品を紹介したいと思います。
私がこの映画を観ようと思った理由はイギリスのコメディー映画だからという理由だけではなく、私が大好きなキューバン音楽とダンスが入っているからなんです^^
私はダンス関係の映画が好きなのでずっと前からこの映画を探していました。
そんな時、偶然ローカルのDVDレンタルショップでこの映画を見つけてようやくみる事が出来ました。この映画を観た率直な意見として・・・やっぱり、この映画は適度にフザけていて面白いです^^
ストーリーを簡単に説明すると、この映画の主人公は「ブルース」という男性のキャラクターです。彼はぽっちゃりで(笑)、自分に自信ののないたんなる事務員です。
彼の人生はつまらないし、職場でも口うるさく生意気な同僚にいじめられています。
勿論、彼女はいません。しかし、ある日、美人なアメリカ人のマネージャー(ジュリア)がブルースのオフィスにやってきます。
ブルースはジュリアを見て直ぐ恋に落ちますが、そのうるさい同僚が彼の恋愛ライバルになってしまいます。
ブルースはおとなしく、恋愛関係も苦手で到底ライバルには敵いません。いつもいいところを彼に取れてしまいます。しかし、そんなブルースに1つだけのすばらしい才能があります。
それは彼が元サルサダンスの天才だった事です!運の良いことに、ジュリアもサルサのファンです!しかし、ブルースは13歳の時以来サルサを踊っていません・・。
果たしてブルースは過去の栄光と自信を取り戻してサルサという武器を使って美人マネージャーのジュリアの心を射止める事が出来るのでしょうか・・・?
さて、この映画はコメディーなので単純に観るだけでも面白いと思いますが、イギリス英語学習者にも良いリスニング練習になると思います。
そしてイギリス英語の発音に聞きなれたい人にも良いですし、イギリス英語のスラングやイディオムを勉強したい人にもとても良いと思います。
おススメ記事:
- イギリス英語の学習にお勧めのイギリス映画:「About Time」レビュー
- イギリス英語ファン向けの動画でイギリス英語特有のイディオムを覚えよう!「away with the fairies」、「swings and roundabouts」、「horses for courses」等のイディオムを紹介する動画
イギリス映画紹介:「カムバック」(Cuban Fury)に出てくるスラングとイディオムの紹介
それでは、この映画も出てくるスラングとイディオムを紹介していきたいと思います。
She’s way out of my league: 「彼女は僕よりレベルが高い」
このイディオムはイギリス英語でもアメリカ英語でも使われています。殆どの場合、恋愛関係の会話で使うイディオムです。ルックス的にレベルの高い人の話をする際に使います。
ブルースというキャラクターはジュリアの事が好きですが、ブルースはぽっちゃりしていて大きいし、シャイだし、魅力的な男性ではないが、ジュリアは美人で成功しているビジネスウーマンです。ブルースにとっては、ジュリアは自分よりレベルの高い女性です。そういった際に使う表現です。
Are you shitting me?!: 「うそ!」
この表現は元々アメリカ英語だと思いますが、現在は英語圏の国中で使われています。
「うそ!」、「ふざけんなよ!」というニュアンスになります。下品な言い方なので使う際には気をつけましょう!
Out of your comfort zone: 「快適帯からでる」(直訳)
この表現はビジネス英語やスポーツ関係の話、日常会話でよく使われています。「自分にとって難しい事にチャレンジする」という意味になります。
Let it go: 「何もしない」、「諦める」
ディズニーアニメの影響で殆どの日本人の方は「Let it go」という英語フレーズを耳にした事があると思います!このフレーズは日常会話でとても役に立つし、この映画の台詞としても出てきます。
文脈によって「何もしない」、「諦める」、「ほっておく」という意味になります。
「Taking the piss」: 「バカにしている」、「ふざけている」
私は以前の記事で「Piss」関係のスラングを紹介しました。やっぱり、このようなスラングは多くのイギリス映画に出てきます!
参考リンク:
- イギリス英語スラング:「piss」、「Pissed」、「Piss off」、「a piss-up」の意味、使い方、pissに関連するフレーズ(パート1)
- イギリス英語スラング:「piss」に関連するフレーズ(パート2)・「piss」が使われている句動詞を紹介