プリンセス・オブ・ウェールズ:ダイアナ妃を描いたイギリス映画「ダイアナ」を観た感想と作品内のイギリス英語を分析して紹介します!
実は私はこの映画をかなり前に観ましたが、レビューを書き忘れていましたので、今日の記事はウェールズ公妃ダイアナを描いた「ダイアナ」というイギリスの映画を観た際の感想と映画中で使われているイギリス英語について分析して紹介したいと思います。
ウェールズ公妃ダイアナについては、紹介する必要ないがないくらい彼女の事は世界中で知られた存在だと思います。おそらくどんな人でもダイアナの事を知っていると思います。
ダイアナは生きている間、間違いなく「世界一有名な女性」だったと思います。彼女の写真は色々な新聞や雑誌に載っていましたし、彼女が着ていた洋服はいつもニュースで分析されました。当時の彼女は間違えなく世界一注目されていた女性でしたね^^。
ダイアナは1997年8月31日に交通事故でなくなりました。私はその当時、高校生だったので、その時の事は勿論はっきり覚えています。その出来事は信じられないくらい大きなニュースでした。
イギリスではどのテレビ局でもダイアナの話をしていました。イギリス全国の雰囲気はとても暗かったです。今考えると、ヒステリーのようなリアクションを起こした出来事でした。
ダイアナに会った事のない人でもテレビインタビューで泣いたり、騒いだりしているような状況でした。
勿論、ダイアナは亡くなるかなり前にチャールズ王子と離婚していました。彼女は一応、独身の身だったので色々な「紳士」と交際していました。
ダイアナが亡くなった時、ドディ・アルファイドというエジプト人の大金持ちのプレイボーイと遊んでいました。そして彼も一緒にその交通事故で亡くなりました。
しかし、ドディ・アルファイドの前に、ダイアナはパキスタン人の医者と付き合っていたようです。この「ダイアナ」という映画作品は彼女とその医者とのラブストーリーを語った映画です。
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「ダイアナ」のあらすじについて
「ダイアナ」という映画は本当の事実に基づいている映画作品ですが、ダイアナとハスナット(パキスタン人の医者)のラブストーリーについては、実際に本人しか分かりません。
ですから、この映画の詳細とスクリプトは勝手に想像されたストーリーになっています。ダイアナの友達の旦那さんは手術で入院しています。ダイアナはお見舞いをするした際ハスナット・カーンというパキスタン人の医者と出会います。
ダイアナは彼がハンサムで紳士だと思って、彼ともっと仲良くなりたいと思っています。ハスナットはとても真面目な医者なので、ダイアナのような有名な女性とあまり付き合いたいと思っていません。
しかし、ダイアナの情熱的なアプローチによってハスナットの心をやっと捕まえる事が出来ました(笑)。彼らの関係は大きな秘密という事もあり、内緒でイギリスの様々な場所にデートに行きます。
ダイアナはハスナットとの結婚を本気で考えています。彼女は彼の家族と会う為にパキスタンまで行きます。ハスナットの家族はダイアナの事が好きですが、ハスナットの事を心配しています。
ハスナットはダイアナと結婚する事になったら、自分のキャリア、自分のプライベートな生活がなくなると考えるため、ダイアナと別れる事にします。
ダイアナはハスナットを嫉妬させるためにエジプト人のプレイボーイと遊び始めます。その後、ハスナットは色々と後悔していきますが、ある日突然、彼のもとに電話がかかってきます。
それはダイアナが交通事故で亡くなったというニュースでした。私はいつもこのサイトで映画のレビューを書く際に、読者の方の為にエンディングについては紹介しません。しかし、この映画のエンディングを知らない人はいないと思います(笑)。
結局、ダイアナのストーリーを知っていても、この映画を観る際には単純なラブストーリーとして楽しんだ方が良いと思います。
イギリスの景色(ロンドン、スコットランドなど)は沢山出てきますので、それも観ていてとても楽しいポイントだと思います。そして、勿論、この映画はイギリス英語の勉強にも良い映画作品だと思います。
ダイアナの役を演じる女優はナオミ・ワッツというオーストラリア人の女優ですが、彼女のダイアナの真似は完璧です。ダイアナの話し方、発音、動き方などは本当にそっくりです。
ハスナットの役を演じる俳優は、インド系イギリス人のナヴィーン・アンドリューズです。彼はこの映画の為に少しだけパキスタン人の訛りを付け足していますが、話している事は完璧なイギリス英語です。
これはイギリスの映画なので、勿論数多くのイギリス英語特有の単語が出てきます。そして、当サイトで過去に紹介したイギリス英語特有の単語も勿論出てきます^^
例えば:
- bugger off
- bollocks
- rubbish
- perhaps
- tube
- telly
等のイギリス英語特有の単語が出てきます。それでは、この映画に出てくる台詞をクローズアップしましょう。
映画「ダイアナ」の台詞
ハスナット:I am a surgeon! I can’t work with paparazzi sticking their cameras in my face.
(私は医者だよ!私の顔の近くにパパラッチのカメラがずっとあると私は自分の仕事が出来ないよ!)
ダイアナ: If you had to put up what I have to put up with…
(あなたは私がいつも我慢している事を経験したら・・・)
ハスナット: Exactly, I don’t have to put up with it. And I don’t want to put up with it.
(そうだよ!私はそれを我慢する必要ないよ。そして、それを我慢したくない。)
ダイアナ: So what are you saying?
(だから、何言っているの?)
ハスナット: I’m saying there’s no future.
(僕たちには将来がないと言っているんだよ・・・)
参考:「http://www.springfieldspringfield.co.uk/movie_script.php?movie=diana」
悲しいエンディングの映画ですが、イギリス英語の勉強には良いと思います。会話はそんなに早くないですし、難しいボキャブラリーはあまり出てこないので良いリスニング練習になると思います!
「ダイアナ」を観る方法
私はこの映画をAmazonプライム・ビデオで観ましたが、他の動画サービスにも入っていると思います。
この映画は本に基づいています。ダイアナの最後のラブストーリーに興味があれば、これらの本もお勧めです。