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イギリス英語特有の単語(スラング)「bent」、「jim jams」、「bits」の使い方と意味を紹介します
今回の記事では、三つのイギリス英語特有の単語を紹介したいと思います。今回紹介する単語はイギリスの日常生活で気がついたものが中心になっています。
イギリス英語学習者の方には、きっと役立つと思って「ブリティッシュ.comで紹介しよう」と思いました。
今回紹介する単語は:
- bent
- jim jams
- bits
では、以下にこれらの意味と使い方を紹介していきたいと思います。

イギリス英語特有の単語やスラングに関する記事:
イギリス英語特有の単語: 1. bent
bent:「不正直な」、「賄賂が効く」
「bent」という単語は普通に使った場合「曲がっている」という意味になりますが、イギリス英語のスラングとしては、「不正直な」、「賄賂が通用する」という意味になります。
そして、「bent as a nine bob note」というイディオムもあります。これは直訳すると「9シリング札と同じくらい怪しい」という意味になります。
イギリスでは昔「shilling」(シリング)というお金がありました。シリングは「bob」と呼ばれていました。10シリングの紙幣もありましたが、9シリングの紙幣はありませんでした。
その為、「9シリング札」は明らかに怪しいという事ですね^^
例文:
There are a lot of bent cops in this town.
(この町には賄賂の効く警察官が多くいます。)
That politician is as bent as a nine bob note.
(あの政治家は怪しくてしょうがないね。)
※つまり、その政治家は賄賂などが通用するという意味。
イギリス英語特有の単語: 2. jim jams
jim jams:「パジャマ」
これは「パジャマ」のスラングです。イギリス人(オーストラリア人も)は単語を省略する事が好きです。例えば、「umbrella」は「brolly」という省略になります。
「Football」は「footy」になります。同じように、「pyjamas」は「jim jams」になります。「jim jams」は少し子供っぽいスラングですが、イギリスの子供がいる家庭ではよく使われています。
アメリカ英語では、「PJs」(発音:ピージェイズ)になります。私の家族は「jammies」というスラングも使います(笑)。
例文:
I think I’m going to put my jim jams on and go to bed.
(私はパジャマを着てベッドに入ると思います。)
It’s bedtime. Put your jammies on.
(寝る時間だよ。パジャマを着なさい。)
イギリス英語特有の単語: 3. Bit/bits
Bit/bits:「映画、ストーリー等の」、「ジュースやヨーグルトに入っている果物の部分」、「雄・男性の性器」
「Bit」や「bits」はイギリス英語で様々な意味と使い方があります。
bit = (映画、ストーリー等の)部分
(アメリカ英語でpartというようです)
例文:
I like the bit where the hero proposes.
(私は主人公がプロポーズした部分が好きです。)
bits = ジュースやヨーグルトに入っている果物の部分
(アメリカ英語ではpulpになります)
例文:
I don’t like this yoghurt – it’s full of bits!
(このヨーグルトは好きじゃないよ!果肉が入っているよ!)
※小さい子供が言いそうな台詞です!
chuffed to bits = とても嬉しい
例文:
i was chuffed to bits when I scored the goal.
(私はゴールを決めてとても嬉しかったです。)
参考:「イギリス英語スラング・イディオム:「chuffed」の意味とアンディ・マレーのダサいクリスマスセーターについて」
bits = 雄・男性の性器
これは婉曲的なスラングです!時々「dangly bits」(直訳:垂れる部分)という言い方を耳にします(笑)。下品な単語を紹介してすみません(笑)
例文:
His trousers are so tight that you can see his bits!
(彼のズボンはぴちぴち過ぎて全部見えるよ!)
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