イギリス人の性格とは?ステレオタイプ・典型的なイギリス人のキャラクターを紹介している本
今回は、ちょっと面白い内容の本を紹介したいと思います。この本のタイトルは「Very British Problems」(日本語訳:とてもイギリス人っぽい問題)といいます。
この本は典型的なイギリス人の性格を紹介している本です。イギリス人の典型的な性格といえば、スモールトークが上手ではないので必要以上に天気の話をし過ぎます(笑)。
また、典型的なイギリス人は、「understatement」( 控えめな言葉)、irony(アイロニー)、euphemism(婉曲的な言葉)をよく使います。そして典型的なイギリス人は文句を言うのが好きですが、イライラさせた本人には何も言わず舌打ちで済ませます(笑)。
この「Very British Problems」という本は上記のような特徴をユーモアたっぷりの内容で紹介している事もあって、とても人気の本になりました。
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イギリス人を深く理解する上で役に立つイギリス人の口癖や性格なども紹介されいる
イギリス英語やイギリスのカルチャーに興味を持っている日本人にとっては、この本の内容は色んな意味で為になると思います。何故なら、この本ではイギリス人が日常的によく使う口癖等の表現が沢山紹介されているからです。
そして、イギリス人風の本音と建前も紹介されています(笑)。イギリス人が建前として言う際の言葉の「本当の意味」を翻訳しているんです。面白いですね(笑)^^
例えば:
イギリス人の建前: If you say so.(あなたがそう言えば本当だろうね)
イギリス人の本音: You’re wrong, but never mind.(あなたが言っている事は違うけどしょうがない)
イギリス人の建前: Yes, it rings a bell.(そうですね、それは聞いた事がある。)
イギリス人の本音: Nope, no idea what you’re talking about.(私はあなたが言っている事は全く意味が分からないよ。)
イギリス人の建前: There’s been a slight change of plan.(計画は少しだけ変わったよ。)
イギリス人の本音:There’s now a completely and utterly different plan.(プランは完全に変わったよ。)
このようにとても役に立つイギリス英語の表現もたっぷり掲載されています^^
例えばですが、「それは嘘だよ!」と言いたい時に使うイギリス英語は・・・
- Oh, come off it!
- Don’t give me that!
- Yeah, right!
- Pull the other one!
- Bollocks!
>> Very British Problems: Making Life Awkward for Ourselves, One Rainy Day at a Time
この本の内容はイギリスのチャンネル4というテレビ局で放送されました。その際の内容は、ちょっとだけYoutubeで観る事が出来ます。
下記の動画は「イギリス人が人を避けたい時に使う作戦」が紹介されています(笑)。イギリス人はこの点で日本人にちょっと似ていると思います。
一般的なイギリス人はあまり積極的な性格ではないので(勿論個人差もあります)、近所の人と話さなくてはならないシチュエーションの際には、時には隠れたり(笑)、携帯で話しているふりをする人が多いようです(笑)。変な国民ですね・・^^
確かに、私も気分が乗らなくて知り合いと話したくない時には「見ていないふり」をする事がたまにあります^^
そして、隣に住んでいる人を避けるために彼らがいなくなるまで自分の部屋で待っている場合が多いかもしれません・・・・(笑)。私も典型的なイギリス人でしょうか^^ちょっと大げさに書きましたが。
勿論、イギリス人といっても個人差もありましす、フレンドリーな人も多いので、一概に決め付ける事は出来ませんが全体的にはこのような傾向があるようです^^
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