イギリス人ママ達がよく使う子育てに関するスラング表現
皆さんこんにちは。今回の記事では、イギリス人のママ達がよく使う「子育てスラング」の「poonami、threenager、terrible twosの意味と使い方」について紹介したいと思います。
実は今日の記事のテーマは、イギリス英語学習者の方にお馴染みのオックスフォード辞書サイトにあるブログで読んだ記事にインスパイヤされています。皆さんのご存じのようにオックスフォード辞書は毎年定期的にアップデートを繰り返し新しい単語を辞書に追加しています。
そういった単語についてオックスフォード辞書のスタッフはブログの記事で取り上げます。その内容は私にとって興味深い事が多いので定期的に目を通しています。
私が最近読んだ記事は「子育てスラング・子育てに関する用語」についての記事です。このブログで紹介された単語はとても面白かったので、是非当サイトで紹介してみたいと思いました。
今回紹介する三つの単語を見ると何となく意味が想像できそうだと思いますが、「poonami」と「threenager」と「terrible twos」という三つの単語です。
poonamiの意味と使い方とは?
最初に紹介する「poonami」は私のお気に入りです。この単語は「poo」と「tsunami」の組み合わせで出来た単語です。pooはイギリス英語で「うんち」という意味になります。「tsunami」は日本語の「津波」から来た単語です。同じ意味になります。「poonami」(発音:プーナーミ)は赤ちゃんがよく起こす「ウンチの爆発」という現象を表現する単語になります(笑)。
小さい赤ちゃんのウンチは緩いので、よくおむつから漏れる場合が多いです。そういった事が起きると、赤ちゃんが着ているロンパースや肌着を汚してママを困らせます。そういったハプニングのことをイギリスのママたちは「poonami」(=ウンチ津波)と呼びます(笑)。
こういったハプニングを日本語では何という表現をするのでしょうか・・。知っている方がいたら是非教えてくださいね(笑)。それでは、実際のpoonamiというスラングのイギリス人ママ達の使い方を例文で確認してみましょう。
poonamiの使い方 例文
Sorry I’m late. I had to clear up a poonami before I left the house.
(遅れてごめんね。家を出る前にウンチの爆発を片付けなきゃならなかったのよ。)
I’ve had a terrible day. The baby was awake all night then caused two poonamis before lunch.
(私は大変な一日を過ごしたよ。赤ちゃんはオールナイトで起きていたし、お昼前に二回もおむつが漏れたし・・。)
Don’t buy this brand of nappies. They are loose at the back and always cause a poonami.
(このメーカーのおむつは買わない方がいいよ。おむつの後ろの部分のところが緩くていつもウンチが漏れちゃうよ。)
threenagerの意味と使い方
次に紹介したい「子育てスラング」は「threenager」という言い方です。これは「three」と「teenager」の組み合わせです。「three」は「3歳」という意味になり、「teenager」は1「10代の若者」という意味になります。
「threenager」は「10歳の若者と同じくらい生意気で不機嫌な3歳の幼児」という意味になります。3歳の子供の子守をした事がある方はこの表現の意味が分かると思います(笑)。
3歳の子供はとても可愛いですが、急に暴れたり反抗したりする事が多く、まるで「小さなティーネージャーのような生き物」ですね(笑)。それでは、実際のイギリス人ママの使い方を例文で確認してみましょう。
threenagerの使い方 例文
My son was very calm as a baby but he’s suddenly turned into a threenager.
(息子は赤ちゃんの頃とてもおとなしかったんだけど、急に3歳の暴れん坊になった。)
A: Your daughter is so cute!
(娘さんはとても可愛いね!)
B: She might look cute but she’s a right threenager at the moment!
(かわいく見えるかもしれないけど、今3歳の暴れん坊ですよ!)
If your child is a threenager, the best thing to do is to ignore bad behaviour and praise good behaviour.
(お子さんが3歳で暴れやすいなら、最も良い作戦は悪い行動を無視して良い行動を褒める事です。)
terrible twosの意味と使い方
次に紹介すると「terrible twos」とは先程紹介した「threenager」と同じような意味になりますが、これは「3歳の子供」ではなく「2歳の子供の暴れやすい反抗期の時期」を表す表現になります。
2歳の子供はやっとコミュニケーションを取れるようになってきますが、親の言う事は聞かないし、危険な行動ばかりしますので、子育て中の親にとってはとても大変な時期です。
そのため、子供の2歳~3歳くらいの時期を「the terrible twos」と呼びます。この表現は子供に対して使うわけではなく、その年齢と時期のことを「the terrible twos」と呼びます。それでは、実際のイギリス人の使い方を例文で確認してみましょう。
terrible twosの使い方 例文
A: How’s life as a parent?
(親になっての生活はどうですか。)
B: It’s usually fun but my son is going through the terrible twos at the moment so it’s hard work!
(普段は楽しいですが、息子は今2歳で言う事を聞かなくなっちゃったから大変ですよ!)
A: My daughter is surprisingly laid-back.
(私の娘は意外とおとなしいよ。)
B: Just you wait until she hits the terrible twos! You won’t think she’s laid back then!
(そうだけど、2歳になったら変わるよ。その反抗期の時期に入るとおとなしいと思わないのよ!)
A: It must have been hard looking after the twins while your husband was at work all day.
(ご主人が仕事に行っている間に一日中一人で双子の面倒を見る事は大変だったでしょう。)
B: Yes. The terrible twos were especially hard so I decided to put them into nursery and go back to work.
(大変だったよ。2歳の反抗期は特に難しかったから保育園に行かせて職場に戻る事にしました。)
まとめ:イギリス人のママが使う子育てスラング
今回の記事では、「poonami」、「threenager」、「terrible twos」という三つのスラング表現を紹介しました。「poonami」は「おむつからのやばいウンチ漏れ」という意味になり、「threenager」は「3歳の暴れん坊」という意味になり、「terrible twos」は「2歳の幼児の反抗期」という意味になります。
今回紹介した以外にも子育てに関するスラングは沢山あります。こういった子育て英語スラングもアップしてある程度反響があれば、今後また紹介してみたいと思います。
他にもイギリス英語の関する質問があれば、是非ご連絡くださいね! フェイスブックページからコメントを頂いてもオッケーです!