イギリス映画を観ながらイギリス英語を勉強しよう!ベネディクト・カンバーバッチが出演する「僕が星になるまえに」の作品紹介
イギリス英語を勉強している学習者の方にとって、イギリスのドラマや映画を見る事は学習方法として非常にお勧め出来る方法です。以上の理由から、今後は定期的に私が観た中でお勧め出来るイギリスのドラマや映画を紹介する事にしました^^。
ネイティブ向けのメディアを観ると、ネイティブが使う自然な発音や表現が出てくるので、リスニング力の向上につながると思います。そしてイギリス人の話し方や言葉遣い、イギリス人の行動が理解出来るようになると思いますので、イギリスのカルチャーに興味を持っている方にとっても良い勉強方法になると思います。
アルバトロス (2013/12/20)
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ベネディクト・カンバーバッチが出演する映画:「僕が星になるまえに」を観た感想
私はこの映画をお勧めとして選んだ理由は、「ベネディクト・カンバーバッチ」が出演している映画だからです(笑)!それ以外には特に理由はないんですが・・^^ とにかく私は今、彼の出演している作品がとてもお気に入りです。
ベネディクト・カンバーバッチは、BBCドラマの「シャーロック」のお陰で世界中で有名になりました。私はシャーロックの大ファンですから、ベネディクト・カンバーバッチが出演している他の映画がないかな~と思っている時に、たまたま見つけたのがこの映画です。
この作品は、2010年のエジンバラ映画祭で初めて上映され、当時のレビューはまあまあ良かったです(笑)。しかし私はこの映画を個人的にとても気に入りました。
私はこの映画を観る前に、他の人のレビューなどを一切読まなかったので、ストーリーの内容について全く知りませんでした。そしてストーリーの概要を一言と説明すると・・・ この映画はとても悲しいストーリーです。
カンバーバッチ扮するジェイムズキャラクターは30代の男性です。彼は末期の癌でもう直ぐ死ぬという事が自分で分かっています。彼は死ぬ前に友達を集めて壮大なビーチキャンピング旅行に行く計画を立てます。
彼の友達は典型的なイギリス人男性の性格・タイプというキャラクターなので、自分たちが感じている悲しみを得意のユーモアで誤魔化しています。彼らはジェイムズの最後の旅行を無理やり楽しいイベントにしようとします。
カンバーバッチ扮するジェイムズのキャラクターは勿論、シャーロックとは全然違います(私は初めてびっくりしましたが・・・笑)。物語り中の話で、ジェイムズというキャラクターはあまり人に愛されやすいキャラクターではありません。
彼の友達は彼の事を勿論愛していますが、時々彼の行動や話し方やわがままになる事に対してイライラしはじめます。彼の最後の旅行だというのに、みなは喧嘩をしたり、お互いに怒りをぶつけあったり、嫌な告白をしたりします。この映画のテーマは、「男性の友情」で友情というものは複雑な関係というテーマを表わしている作品だと思います。
彼らはやっとビーチに到着すると、ジェイムズから最後のお願いを依頼されます。このお願いについて話してしまうと、ストーリーがバレてしまいますので何も言えませんが、是非映画でストーリーを観てみて下さい^^!
しかし考え深い映画作品なので、気持ちが沈んでいる時には、あまりお勧め出来ない作品かもしれません(笑)。
この映画は英語の勉強に良いと思いますが、その前にいくつか先に知っておくべきポイントがあります。ベネディクト・カンバーバッチの英語は比較的聞き取りやすいと思いますが、友達の役をする俳優の英語は、実は少し訛っています(笑)。そしてイギリスのスラングとイディオムがよく出ますので、日常会話のリスニング練習にはとても良いと思います。
イギリス英語のアクセント・訛りに関する参考記事:
僕が星になるまえにを使って英語を勉強するコツについて
私は昔、日本語を勉強する際に日本のスクールドラマで日本語の日常会話を勉強しましたので、映画やドラマは言語を勉強する上でとても良い教材になると思います。しかしポイントとしては、かなりしつこく観ないとあまり勉強にならないと思います。
以下は、映画やドラマを使った英語学習をする際の私からのアドバイスになります。
- 1. 一回目観る時には英語の音声と日本語の字幕で見る。そしてストーリーを楽しんで理解する。
- 2. 二回目観る時に英語の音声と英語の字幕で見る。英語のリスニングに集中する。
- 3. 三回目観る時に聞き取れないフレーズや知らない単語を調べて覚える。
- 4. これを繰り返します。
私の場合は日本のドラマ「花より男子」という作品を何回も観ながら日本語のスラングと日常会話に使われている表現を覚えましたので、この勉強のやり方はとても効果があります!お勧めです^^