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子育て関連のイギリス英語ボキャブラリーについて
今回の記事のテーマは、当サイトのとある読者の方からの質問にインスパイヤされて書いてみました。^^
イギリス英語を勉強している方で、もし英語関係の質問があれば是非私に連絡してくださいね。^^
当サイトの読者の中には、子育て中の方もいらっしゃると思います。多分、お子様に英語を教えたいと思っている方もいるでしょうし、イギリス人のパートナーや配偶者がいる方もおられると思います。
また英語教材の中には、子供向けの英語教材や大人向けの英語教材などが沢山ありますが、イギリス英語を中心にした教材は非常に少ないです。
私には子供がいませんが、私もその昔はイギリス人の子供だったので(笑)。子供関連の英語はまだ覚えています^^。そして最近、私のアメリカ人の友達に子供が生まれた。彼女のベイビートーク(赤ちゃん言葉)を聞いている際に私は「イギリス英語とアメリカ英語の違い」について気が付くようになりました。
やはりベイビートークを含めた子育て関連のボキャブラリーでもイギリス英語とアメリカ英語の違いは多いです。
そこで今回の記事は子育て関連のイギリス英語のボキャブラリーについて紹介していきたいと思います。
子育て関連のイギリス英語のボキャブラリー: ベーシックボキャブラリーの違い
- 日本語: オムツ
- アメリカ英語: diaper
- イギリス英語: nappy
イギリス人は絶対に「diaper」という単語を使いませんが、アメリカのテレビドラマや映画の影響もあり、現在では殆どのイギリス人がこの単語の意味を知っています。しかしイギリス人は必ず「nappy」という単語を使いますね。
イギリスのスーパーマーケットや薬局等の店に行った際には「nappy」(複数形:nappies)という単語を使うべきだと思います。
例文:
Excuse me, where are the nappies?
(すみません。オムツはどこにありますか?)
- 日本語: ベビーカー
- アメリカ英語: stroller
- イギリス英語: pram, buggy, pushchair
イギリス人はアメリカ英語の「stroller」という単語を使いません。
「Pram」という単語は少し古い言い方ですが、現在でもまだ使っている人がいます。「Pram」というベビーカーは小さい赤ちゃん用のベビーカーです。
参考URL:(http://en.wikipedia.org/wiki/Silver_Cross_(pram))
「Pram」という単語は「perambulator」の省略ですが、その単語はもう通じないと思います!
他のベビーカーは「buggy」や「pushchair」等と呼ばれています。
例文:
This pushchair is easy to push.
(このベビーカーは押しやすいです。)(※使いやすいというようなニュアンス)
- 日本語: (乳児用の)おしゃぶり
- アメリカ英語: pacifier
- イギリス英語: dummy
私はこの記事の取材をするまでに「pacifier」というアメリカ英語の単語を聞いた事がありませんでした!
イギリスでは「pacifier」という単語は絶対に通じません。イギリス人は必ず「dummy」という単語を使います。
例文:
Give the baby his dummy.
(赤ちゃんにおしゃぶりをあげて。)
※ 「Dummy」と前に紹介した「pram」は面白いイディオムに使われる事が多いです。
例えば「Throw your dummy out of the pram」というイディオムは「(大人が)ムカついて腹を立てる」という意味になります。
例文:
Vicky threw her dummy out of the pram when her boyfriend forgot her birthday.
(ヴィッキーはムカついて腹を立てました。何故なら、彼が彼女の誕生日を忘れてしまったので。)
- 日本語: ベビーベッド
- アメリカ英語: crib
- イギリス英語: cot
イギリス英語では「crib」と「cot」という単語は両方通じますが「cot」という単語の方が多く使われています。
しかしアメリカ英語では「cot」はベビーベッドという意味にはなりません。アメリカ英語の「cot」は「大人用のシングルベッド」という意味になります。気をつけましょう!(笑)
例文:
The baby is sleeping in her cot.
(赤ちゃんはベビーベッドで寝ています。)
- 日本語: (赤ちゃんに)ゲップをさせる
- アメリカ英語: to burp (the baby)
- イギリス英語: to wind (the baby)
イギリスでもアメリカ英語の「burp」という単語は通じますが、「wind」という単語の方がよく使われていると思います。
そして動詞だけではなく「wind」という単語は名詞としても使えます。しかし「ゲップ」以外にも、もう少し下の方のガス(つまりオナラ)という意味にもなります・・・(笑)
例文:
You must wind the baby after feeding her.
(赤ちゃんにミルクをあげてから、ゲップをさせないといけない。)
※ イギリス英語の「ベビートーク」では「windypops」は「ゲップをしそう」という意味になります。
例文:
Oh, you poor thing. Have you got the windypops?
(ああ、よっしよっし。ゲップするの?)
- 日本語: 乳歯
- アメリカ英語: baby tooth (teeth)
- イギリス英語: milk tooth (teeth)
また、アメリカ英語の「baby tooth」はイギリスでも通じますが、殆どのイギリス人は「milk tooth」という表現を使います。
そして子供の乳歯がゆるくなると「wobbly tooth」という表現を使います。アメリカ英語では、ゆるくなった乳歯は「loose tooth」になります。
例文:
The baby’s first milk tooth came through last week.
(赤ちゃんの最初の乳歯は先週生えてきた。)
- 日本語: 保育園
- アメリカ英語: day-care (center)
- イギリス英語: creche (“クレッシュ”)
イギリス英語の「creche」はフランス語から来た単語だと思います。この単語は仕事をしている親が使える保育所という意味になります。
例文:
I took my children to the creche this morning.
(私は今朝、子供達を保育園に連れて行きました。)
では次回は、他の役に立ちそうなイギリス英語の子育て関連の単語とフレーズを紹介してみたいと思います。
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