イギリスで使えるファストフードに関する英語
皆さんはテイクアウト系の料理を月にどのくらい食べていますか? 私は元々自分で料理を作るのが好きなのですが、最近はスケジュールが忙しくなってきた為にインドカレーのテイクアウトを2週間に一度は食べています(笑)。
やっぱり、イギリス人は日本に来てもしつこくインドカレーを食べますね(笑)。今回の記事は、イギリスのテイクアウトカルチャーとそれに関係する用語を紹介したいと思います。
まず先に「テイクアウト」という単語はイギリス英語では何と言うでしょうか? イギリス英語で最も使われているフレーズとしては「take out」ではなく「take-away」になります。「Take out」はイギリスでも勿論通じますが、殆どの人は「take-away」というフレーズを使います。
例えば、「Chinese take-away」や「Indian take-away」という言い方等があります。
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イギリス英語のtake-awayとtakeawayの使い分けやニュアンス
「Take away」(ハイフンなし)は動詞になります。「Take-away」や「takeaway」になると名詞になります。意味としては、店の種類もしくは食べ物の種類になります。
例えば、「Chinese take-away」は「テイクアウトが出来る中華料理の店」という意味として使えますし、「テイクアウト系中華料理」という意味にもなります。
フィッシュアンドチップスはイギリスの最も有名なテイクアウト料理の種類だと思いますが、「Fish and chip take-away」という言い方はしません。
ですからそういった店の場合は「fish and chip shop」や「chippy」や、「chip shop」という言い方になります。食べ物は単純に「fish and chips」になります。
日本人(特に男性)はお酒を飲んだ後にラーメンを食べたくなるような気がしていますがどうでしょうか(笑)。
しかしイギリス人は、なぜか分かりませんが、深夜パブやナイトクラブから出て帰りにケバブ(kebab)が食べたくなります。イギリスの色々なタウンセンターにはケバブショップやケバブの屋台が沢山あります。
こういった店の事をイギリス英語では単純に「kebab shop」といいます。ラム肉のケバブはお酒を飲みまくった後の代表的な料理になります(笑)。
私の地元の街には、普通のSubway(サンドイッチ店)があるのですが、私の弟によるとこの町のSubwayは深夜遅くまで営業していて、酔っ払いにサンドイッチを売っているそうです(笑)。
そして、それらの酔っ払いは店の中で暴れる可能性があるのでクラブと同じように屈強なセキュリティースタッフが見張っているそうです(笑)。サンドイッチを食べながら暴れるなんて、とてもイギリス人っぽい暴れ方ですね(笑)
皆さんはイギリスのフィッシュアンドチップショップに行った事がありますか? 多分、イギリスに行った事のある人はイギリスのパブやレストランでフィッシュアンドチップスを食べたかもしれませんが、殆どのイギリス人はテイクアウトとしてフィッシュアンドチップスを食べます。
本当のフィッシュアンドチップスが食べたいなら、専門店に行った方がよいと思います。下記の記事によると、ウイットビーの町にある店はイギリスで最も美味しいフィッシュアンドチップを出すお店だそうです。
私は今までに何度もウイットビーという町に行った事があるので、その店で何度もフィッシュアンドチップスを食べた事があります。機会が是非お勧めです。
Britain’s best fish’n’chip shops
参考:ウイットビー
では、イギリスに行ってファーストフード関係の話をする際の用語を紹介していきます。
「takeaway」(お持ち帰り)の使い方の例文
Shall we get a takeaway tonight? What do you fancy?
(今夜はテイクアウトにしようか?どんなテイクアウト料理が食べたい?)
Let’s get a Chinese.
(中華料理のテイクアウトにしようよ。)
※「Chinese takeaway」や「Indian takeaway」はよく「Chinese」や「Indian」に省略されています。
There’s a good Indian takeaway near here.
(この近くに良いインド料理テイクアウトの店があります。)
Would you like to eat in or take away?
(店内でお召し上がりしますか?お持ち帰りしますか?)
店員: What can I get you?
(ご注文をどうぞ)
客: Two cod and chips please.
(タラとチップスを二つください。)
※フィッシュアンドチップショップの注文のやり方。店のメニューによりますが、魚の種類で注文する場合が多いです。
Can I have a small latte to take away, please.
(スモールのラテを持ち帰りでお願いします。)
※カフェでも「to take away」というフレーズを使えます。最近「to go」という元々アメリカ英語の言い方もよく使われています。