イギリス映画 ナニー・マクフィーの魔法のステッキを観た際のレビュー
今回も金曜日のお馴染みのコンテンツになりました^^ お勧めのイギリス映画作品を紹介してみたいと思います(笑)。
今日紹介する映画は「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」という子供向けの映画です。しかし、子供向けの映画といっても、大人でも楽しめると思いますので、家族や恋人、友達と一緒に観ても楽しめると思います^^
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「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」のあらすじ
ミスター・ブラウン(俳優:コリン・ファース)は葬儀屋です。そして、7人の子供のパパです。しかし、悲しい事にミスター・ブラウンの奥さんは最近亡くなりました。
ブラウン夫婦はその7人の兄弟を甘やかし過ぎてしまい、子供たちはいつもいたずらや問題ばかり起こしています。
ミスター・ブラウンはただの葬儀屋なので、お金に困っています。そして、奥さんの叔母からもらっているお金に頼っています。
その叔母はいたずらっ子たちを見て、ミスター・ブラウンに「一ヶ月以内に再婚しないと援助しているお金をやめるよ!」という脅しをします。
ミスター・ブラウンは、その再婚の話を考えて困っている間に、子供たちは17人もの乳母を困らせて、どんどん辞めさせていきます。最終的にブラウン家で働きたいという乳母はいなくなってしまいます。
しかし、ある日、ミステリアスな「ナニー・マクフィー」(女優:エマ・トンプソン)という乳母がやって来ます。彼女の見た目ははっきりいうとブサイクです(笑)。まるで典型的な魔女のような女性です。
顔には大きなイボが付いていて、おまけに前歯も出ています。髪の毛もかなり乱れています(笑)。そして、彼女は必ず杖を持っています。その杖で強く床を叩くと魔法が使えます。
いたずらっ子たちは、新しくやってきたナニー・マクフィーをみると、「この新しい乳母も家から出そうぜ!」という悪巧みをします。しかし、乳母として経験豊富なナニー・マクフィーは子供に負けじと家庭内の問題をどんどん治していきます。
そして、いつの間にかそんなナニー・マクフィーに子供達は頼るようになり、色々と相談するようになります。そして、子供たちはパパの「再婚問題」を解決できるようになります。
それでは、大体のストーリーはこのような感じです^^ これ以上ストーリーを話しすぎるとこの映画を観る楽しみがなくなってしまいますので、この辺りで終わります(笑)。
この映画はとても子供に人気だったので、お子さんがいる方でイギリス英語を勉強している方には、特にお勧めのイギリス映画です^^
「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」のトレーラー
「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」に出るイギリス英語
この映画は100%イギリス英語です(笑)。ミスター・ブラウン(コリン・ファース)は「ナーバスな紳士」というキャラクターなので、彼が使う英語はとても遠回しな表現が多く「とてもイギリス英語っぽい」と思います(笑)。
ナニー・マクフィーは厳しい性格のキャラクターなので、とても丁寧な英語を話します。叔母のアデレイドさんは、とてもアッパークラスなキャラクターなのでコメディーっぽいposhなアクセントで話します。
お勧め記事:「イギリス英語でよく使われている posh(ポッシュ)とはどういう意味でしょうか?イギリスの階級社会に関する英語表現 posh(ポッシュ)」
この映画では、当サイトで過去に紹介した「イギリス英語のボキャブラリー」が沢山出てきます。
例えば・・・
- under the weather (ブリティッシュイングリッシュ・イディオムマスターで紹介)
- beat about the bush (ブリティッシュイングリッシュ・イディオムマスターで紹介)
- keen as mustard (ブリティッシュイングリッシュ・イディオムマスターで紹介)
私はこの映画の事を色々と探していた際に、「ナニーマクフィーの映画の台詞(スクリプト)」を見つけましたので、元々の英語が読みたい場合には、以下のリンクからご覧頂けます!
ナニーマクフィーのスクリプト:「Nanny McPhee Script – Dialogue Transcript」
「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」を観る方法
私は今回生徒たちと一緒にこの映画を観たので、DVDで観ましたが、他にも様々な動画サービスの”観放題プラン”で観る事が出来ます。dTVという比較的に安いサービスに登録するとナニー・マクフィーの1本目と2本目を観る事が出来ます。
ナニー・マクフィーは元々「Nurse Matilda」という子供の小説のストーリーに基づいていたようです。「Nurse Matilda」の本は約100年前に書かれた小説ですが、現在でも人気があります。